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「余裕」の値段について考えた

「余裕が無い」と何度も繰り返しては、「無いじゃない、作るんだ」と言い聞かせた銀座線の電車の中。

今から余裕を作るには、何をしたらいいのだろう。仕事からの帰り道にもんもんと考えた。

案1。早く起きて使える時間を増やす。

けれど早くは寝られない。今日中に提出したい仕事が3つある。すなわち、睡眠時間を削ることになる。睡眠時間が少ない状態で、本当に余裕は生まれるのだろうか。

案2。短縮できる作業を探す。

家に帰り、仕事以外にやることと言えば、ご飯とお風呂。短縮してもたかが知れている。

できれば3つは考えたかった案も力尽きた。一番大事なのは、余裕のあるうちにやっておくこと、タスク管理を徹底すること。けれどそれは予防策であって、今私に必要なのは応急処置だ。

もしも「余裕」がお金で買えるとしたら、一体いくらなんだろう。アマゾンの検索スペースに、「余裕」と打ってみた。一番に出てきたのは書籍「余裕がないときの心の整え方」だ。禅僧が書いているので興味がある。けれど今は読んでる余裕がない。

ふおお、と心の中でつぶやいた。余裕を作るなら、無くしている原因をつぶしていくしかない。みんな余裕がない時、どうやって対処してるんだろう。

家に帰って30分でご飯を終わらせ、気を取り直して仕事を始めた。そして今、時刻は1時を過ぎようとしている。あと1つ片付けたら、お風呂に入ってゆっくり寝よう。できれば明日は早起きしたい。



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