見出し画像

産後のトラブル未然防止~自ら出来る産後ケア、マドレボニータ体験会実施~

次回のイベント体験会は6/15(水)10:00~(こちら)、6/29(水)10:00~(こちら
7月の4回コース(07/06(水), 07/13(水), 07/20(水), 07/27(水)10:30-12:30)はこちらです。ぜひお申し込みを

産後のトラブルは、ほぼ全員が経験


NPO法人 マドレボニータの調査研究結果である、産後白書4から、産後のトラブルはほぼ全員が経験するとのこと。

NPO法人 マドレボニータ 産後白書4 p.5「こちら

私自身が出産後のトラブルを経験した、ということもあり、向き合ってきたテーマです。中でもより困難なケースに向き合って、天に見送った方もいらっしゃいます。ひとつ1つが個別性が高くナイーブなので、公に発信することはしにくいし、社会課題として優先順位を上げられない現状に、悩んできた7年間でもありました。

とはいえ、行政側のケア体制も随分進んだ


まずは妊娠期からの包括支援体制構築の一歩として、母子手帳交付時からの専門職による面談の100%実施推進に貢献してきました(平成28年度は3%程度の面談率)。出産後困難になる方は、妊娠期からもトラブルを抱えていることが多いのですが、困難がなくても、困難に直面してから信頼関係をつくるのは難しいので、妊娠期からつながりを築けていた方が絶対に良いです。

産後の育児等の援助を受けられず、心身に不調や、育児に不安がある方には、しっかりサポートが受けられるよう、産後ケア事業「こちら」も推進してきました。今では多くの病院や助産院のご協力を得て実現しています。子育て包括支援の枠組み自体は国から方針が提示されているので、やることは決まっているものの、どんな内容にするのか、どの程度の市民負担にするのか、質の面でより充実したものにするために、しっかりチェックしたり提案していくことが重要です。

最初の関門「産後うつ」期間を乗り切るために

さて、本題です。
産後は介護に例えると要介護2、交通事故に例えると全治1か月と言っても大げさではないと言われています。また、ホルモンバランスの急激な変化と慣れない育児のダブルパンチで多くの方が「産後うつ」の状態になるとも言われています。

NPO法人 マドレボニータ 産後白書4 p.29「こちら

行政のサポート体制は整ってきましたが、産後のトラブルは後々「あちゃー」と後悔することもあります(私もそうでした)。専門職がずっと伴走してくれるわけではないし、トラブルになる前に予防できる、日常の中で、自分で産後ケアが出来る方がリーズナブルです。
コロナ禍で孤独な子育てをされる方も増えていると肌で感じてきました。社会が、感染対策の緩和が進む中、リアルな場の開催のハードルが低くなっており、以前から注目していたマドレボニータ委事業をテスト開催するチャンスだと考えました。

(自ら行う産後ケア)マドレボニータ事業を誘致したい理由

マドレボニータが提供している産後ケア教室は、20年の歴史があり、有酸素運動とコミュニケーションワークを通じて、心身のリハビリができるようプログラムされています。教室終了後も、自分できるエクササイズを学ぶことができます。
何より、産前・産後の調査研究活動(産後白書「こちら」)や啓発活動にも従事され、多胎や低体重児、障害をお持ちの方が利用料免除になる(産後ケアバトン制度「こちら」)も作られ、社会的貢献度の非常に高い団体だと頭が下がります。

本来は行政が担うべき事業を・・・と頭をかすめますが、この立場になって、民間事業者は収支をあげていくことも必要なことから、質的な改善が早く行われる現実を目の当たりにしてきたことも事実です。
ちょうど、千葉県でマドレボニータ―の産後ケア事業を推進していきたいという、産後ケアインストラクターとの出会いを経て、流山でもテスト開催できる運びとなりました。

心身共にデトックスできる場に

言葉で説明するより雰囲気を感じて頂いた方が良いので、開催(動画)レポをシェアします。中には慣れない育児にいっぱい一杯という方もいたし、中々自分のことを考える余裕が無かったという方もいらっしゃいました。いらっしゃった方が、心身ともにデトックスされている手触り感を感じたので、流山市で事業が独り立ちするまでサポートしたいと思いました。

次回は6/15、6/29(イベント開催)、7月は通常の教室(テスト)開催

次回は6/15、6/29開催で、7月は通常の教室をテスト開催します。ぜひともお申込みをお願いいたします。

7月の4回コースはこちらです(ぜひ)




応援頂けると、他自治体への視察や研修費、専門家にアドバイスを求める、同じ思いを持つ議員さんに直接会いに行き対談する等、活動量を増やすことが出来ます。まっとうな政治を行うためのサポートよろしくお願いいたします。