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茶道稽古はじめと、皇居三の丸尚蔵館「皇室のみやび」展

今年最初の、お茶の稽古。

年始なので、紋付の色無地に袋帯しめてご挨拶。

お茶室には「寿」のお軸がかかって、茶花は万両と水仙。

紋が入った塗りの炉縁に、お茶碗は富士山。

すみずみまでお正月仕様です。

今、大変な状況にある方々が、温かいお茶を前にほっとするひとときを持つことができますように。

祈りながら、心を込めて一服点てました。

稽古の後は、皇居東御苑へ。

大手門から汐見坂を上がり、天守台を散策します。

江戸城の凛とした面影を残す、清々しい場所です。

締めくくりは、昨年11月にリニューアルした皇居三の丸尚蔵館。

「皇室のみやび」展、第2期の展示を見にゆきます。

大正天皇の、結婚のお祝いに献上されたという、金の縁どりがついたアルバム形式の絵画集が美しくて、うっとり。

横山大観の富士は年のはじまりにぴったりの、堂々とした風格でした。

3期では狩野永徳の源氏物語図屏風、4期では唐獅子図屏風が見られるそうなので、また折々に足を運びたいと思います。

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