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家庭料理の基礎力:家での揚げ物、苦手意識を解消するポイントとは(その2)

こんばんは!
正しい手抜きメソッド・おだしマジック! 家庭料理研究家の高窪美穂子です。

今日はお天気も良くて、冬のお散歩日和でしたね。
週明けです。
体調気をつけながら、今週も過ごしましょうね。

さてさて、今日は揚げ物についてのお悩み解消についての続きです。

揚げ物が好きではない方は除いて、揚げ物を買ったり、外食したりする方は多いはずなのですが、自宅での揚げ物に二の足を踏むのには大きく3つの理由が考えられること、

そして1つ目の理由、油の温度や使う量がわからない、や、作っても油っぽかったり、べちゃっと仕上がったり、などの失敗体験がある

ということに関しては、一昨日のコラムで書きました。

さてさて、今回は2つ目の理由だと考えられる油の準備や処理が面倒について私なりの対応法をご紹介していきます。

そもそも、揚げ物をするたびに油を捨てる処理をしなくてはいけない、と思っていませんか?
油を加熱すると酸化するから、というのが理由であることが多いと思うのですが、それならば酸化しにくい油を使えば良いのです。

私の場合は20年近く前から安価なエクストラバージンオリーブオイルを使い、揚げ物をしています。

オリーブオイルは煙が出るほどの高温にしなければ、酸化しにくい食用油のひとつで、パリッと仕上がります。
使い回しができるので、私の場合は油が熱いうちに入れても問題ない、琺瑯のオイルポットに入れて保存し、少量で揚げることを数回繰り返します。

揚げ物が終わったときにほとんど油がない状態になるタイミングで、キッチンペーパーで油を拭き取って処理は終了、ということがほとんどになります。

また、ちょっと油が残っている場合でも、もともと使う油の量が少ないので、ゴミ袋に新聞紙やキッチンペーパーを適宜入れて油を吸わせながら処理すればすぐなので、簡単です。

酸化しにくい少量の油で揚げ物をすることで、油の処理に関する悩みのうちのかなりの部分がなくなりますので、是非とも試してみてくださいね。

次回は3について解説しますね。
お楽しみに。

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