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遺してくれたもの。

今日も大阪よりお送りします。

日中にお店にいると、
「え??!!」と声を上げてしまうくらい
びっくりしたことがあった。

私のお母さんが、
私が小学生のころから高校生のころまで勤めていた会社の上司の方が
ニコニコとそこにいたのだ。


もう「え??!!」だ。


全然変わっていなくて、誰だかすぐにわかった。
けどびっくりしすぎて名前が出てこず、
「えーー!!なんで??えー!でも名前出てこないですーー泣」
と言いながら歩み寄った。

「ほんとにわかってるー??」
と、疑われたけれどちゃんとわかっている。
でも、かれこれ私は10年近くお逢いしていないはず。

小さなころ、私たち兄弟はその会社の行事ごと(バーベキューやクリスマスパーティーなど)によく遊びに行っていて、会社の方々にはとってもお世話になっていた。お母さんがその会社を離れたあとも、いっしょに飲みに行ったり、長く繋がっていた内のお一人。それは私もよく知っていた。お母さんはいろんな話を私にしてくれた。

いまは関西に住んでいるようで、
よく考えると繋がっていたFacebookで
私がこっちにいることを知ってわざわざ逢いにくれたらしい。

お差し入れをいただき、
また逢いにくるわ!と言って去っていった。


一瞬の出来事だった。

胸がいっぱいになった。

懐かしむような、とてもやさしい笑顔だった。


お母さんが逝ってもう2年半以上経つ。
それなのに、離れていても、今日みたく、娘の私でさえ未だに気にかけてくれるひとがいることが感激だった。


ありがとうございます、しかない。

そして、この今日をくれたDuaにもありがとう。


お母さんは、一番長く一緒にいた私に、
周りのいろんなひとを逢わせてくれた。
いろんな話をしてくれた。

いなくなったとき、お母さんの人望に驚愕した。
そして、いま、すべてではもちろんないけれど、繋がりの一部が私を通り抜ける。
正直、上手なお付き合いができているかはわからない。
申し訳ないこともあるし、私もまだまだだ。


けど、私にお母さんを刻むように、
愛を感じるように、大切にしたい。
改めて思ってここに綴っている。


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