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検査の結果など

娘の5月頃からの抜毛症から始まり、いろいろな検査などしました。まだまだ治療継続中ですが、検査の結果などがある程度出たので簡単にここにまとめておきます。

私自身の気持ちも一緒に残しておきますので、読みにくいかと思いますが興味のある方はお読みください。


どんどん抜けていく(正確には娘自身が抜いているのですが)髪の毛に危機感を覚えて近所の皮膚科を受診したのが6月。

皮膚科からの紹介状を持って大きな病院の小児科と皮膚科を受診したのが7月。

大病院の紹介状を持って児童精神科を受診したのが8月。なかなか予約が取れなかったため、児童精神科にも2つ行きました。

そこでのヒアリングでボーっとした状態で抜いている、という一言からADHDの疑いも出てきて、ウィスクの検査をしたのが10月。平行して娘の心理状態も知るために心理検査もしてもらいました。

そしてその結果が出てフィードバックを受けたのが先月11月。

約半年すごく悩んだし心配したし、いくつも病院に行き、たくさんの検査をしてたんだけど、結局。

娘がどうして
髪の毛を抜いてしまうのか

は分からないんですよね。抜いてしまっている娘も分からないし精神科医の先生も親である私たちも分からなくて。

分からないということは、なんとなく知ってたのだけど。でも、やって良かったです。きっと私たち家族が受け入れていくのに必要な過程だったから。



ということで…あくまで推測の域を出ないのですが、以下は覚書ですが、結果などを踏まえてのフィードバックを書きます。

○検査の結果の娘の全検査IQは「高い~非常に高い」という水準。項目ごとに見ても、全て平均以上で、ワーキングメモリーのみが平均相応(同年代の子と同程度)レベル。

○このへんから見えてくるものは、感じること(インプット)は沢山あるけど、表現する手段(アウトプット)の手段が少ないというところかな。

○性格的に慎重によく考えて行動する傾向からも、率直に思いや感情を表現することを躊躇したり抑えてしまうことで、ひとりで抱え込んでしまうことがあるかもしれない、とのこと。

○頭の中が渋滞しアウトプットが追い付かないという事態がストレス(抜毛)の原因としてあるのではないか。自分のペースで語れるような時間や、言語以外で表現する方法を試してみるといいかもしれない。


以上が検査で分かったことです。

これらを踏まえて、音楽療法を勧められたので次回からは診察に加え音楽療法に通って行く予定です。

絵を描くのも好きだから、自由にのびのび描ける環境を家では作ってあげたいな、と思いました。

あと抜毛症とは関係なく、検査のやってよかったなと思っのは、娘は視覚優位&パターン記憶が得意ということが分かったこと。これからの勉強でも役立ちそう。

また、言語理解が小学校高学年~中学生レベルとのことだったので、今読んでる本よりもう少し難しい本も読めるのかも?と思ったのでお勧めしてみようかな。


最後に。娘の最近の様子を少し。

抜毛はひどくなったり落ち着いたり波があります。「今日嫌なことがあった…」という日はよく抜いてるかな。運動会の練習があってたころが一番落ち着いていたので、体を動かして発散できるのがもしかしたらよかったのかも?と思ったり。もともと凄くエネルギッシュな子だと音楽療法の先生にも言われました。

一番変わったのは私たち親が一喜一憂しなくなったことでしょうか。

ただありのままの娘が、元気に毎日を過ごせるように見守る。なにか失敗しちゃってもそれで抜毛しちゃった時も「大丈夫だよ」といって励ます。

親にできることってそんなものなんだよなって最近はどこか吹っ切れたような気持ちです。

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