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選んで選んで生きていけ

・2023.9.1
新学期が始まりました
(こちらは8.29から新学期です)
中2の息子の話です

2学期を迎えるにあたり、2学期は頑張る、そう宣言していました。

初日は朝から学校へ向かいました

でも、
1日目帰ってくると

やっぱりダメだ
つらい
つまらない
話す人がクラスにいない
集団の中で1人でいることがつら過ぎる
そう感想を伝えてくれました

昨日は2日目。
また朝から行きました
イヤイヤながらも起きていきました😌

でも9時前に学校から電話があり
早退をしてきました😌

夫が夏休みで家にいて
家族会議を急遽することになりました。

息子は泣きながら

どうしていいか分からない
頑張りたいけど頑張れない
あのクラスに1日おるのがマジで耐えられない
泣きながら話してくれました

今のクラスには仲良しの友達がいないこと
1学期もほとんど教室で過ごしていないのでグループがもうできていて
入れないとのこと
泣きながら話してくれました

泣く姿にはちょっとびっくりした

そして
今後のこと、
高校進学のこと、
内申点のこと、
いろいろ話し合いをしました

これだけ長い間、
学校のあれこれやってきた

それでも
やっぱり学校がダメみたい
夫が初めて

『そんなに嫌ならもう行かなくていいよ』

息子に言いました。

私もその言葉は
彼が
学校へ向かう選択をしている限り
口にしないと決めていた言葉でした

学校へ行かなくていいよ

感情的になり
投げやりに言いたくても言いたくても
軽くは言えなかった言葉

でも
昨日は
自然に夫から出てきました




『でも高校には行きたい』
『けど無理だよなあ…』

ぶつぶつと息子は泣きながら呟いていました

何かを叶えるためには
少し嫌なことも選択して乗り越えないと
いけない
そんな状況

でも
もしかしたら
他にも道があるのかもしれない、


思いがフッと私の頭の中に現れた

夫の話も
夫が生きてきた世界から見た世界の話

通信制に行ったら友達ができないとか
通信制に行ったら後で苦労するとか

それはそうとは限らないぞ!と強く思いました

人は自分の生きてきた道や経験からしか語れない
私の考えることも然り

だから
もしかしたら
違うルートがあるに違いないという余白を頭の中に創っておく

コレを意識して
息子に関わろうと思いました

アレやこれや頑張ろうとしても
本当に学校がダメ

でも
ダメなのに
学校へは行くを選ぶ(欠席はしない)

そこに息子の意思(チカラ)を感じるのです

今までも
あいさつ登校、
朝から1時間目まで登校、
3時間目から登校、
給食から登校、
帰りの会下校だけ登校、
いろんなパターンを選択し経験してきました。


昨日の話し合いは結局結論には至らず、
『これからどうするか考える』と息子が言って終わりました

どうするのかなあ?
と思っていると

昨日の夜
明日も朝から行くから

言ってきました

本当か?
と半信半疑
軽い気持ちで朝を迎えると

声をかけたら下に起きてきた👀

そして
時間に出ていきました

何をどう決めたのか
考えているのか分からないけれど
朝から行くを今日は選んだ

途中帰るかも

と言い残して。




『正しいことを選んで生きて人は本当に幸せなのかな?』

少し前に質問をしてきた息子。

「正しいことって何??」

聴くと

『朝から毎日学校へ行って授業受けて帰ってくることは正しいことやろ?』

と。

彼は今、自分の中で葛藤してる

どこに行き着くのか。

自分にとっての答えを
経験しながら
見つけて欲しい

親の私にできることは
どっしりと存在して
ブレずに話を聴いてあげること

選択の余地が十分にあるフィールドを創り
枠に閉じ込めないこと。

そのために私自身がどんどん新しい情報に繋がっていきたいと思います


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