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人に「頼る」ことは愛と信頼を伝えること

私は人を頼ることがとても苦手。
本当は助けてほしいと思いながらも素直に助けてと言えなくて
結局一人で頑張ってしまって、
案外できてしまって、
周囲からは何でもできる人と思われて
助けが必要だと思われなくなる。
これまでの人生、いつもこのパターン。

おかげである程度の事は何でもできるようになった。

そんなだから、上手に人を頼る人を見ると
「ずるい」
と思ってしまう。
でも、本当はうらやましくて仕方がないんです。

そんな私が「頼れない」の殻を少しだけ破ることができ、
その結果何が起こったのか、
忘れてはいけない大切な出来事だったのでここに書き留めておきます。


脳裏をよぎる呪いの言葉「私のアートはタダでも要らない」

ふと直感が下りてきて、
アートの何枚かを必要な誰かにお譲りしたいと思いました。

今の自分に必要な事なんだろうと
お迎えいただける方をSNSで募集したところ

欲しいと言ってくれたのが一人だけ・・・

ビジネス的にみると単なるプロモーション不足
「知られていない」だけ

そう頭では分かっているのに
寝ても覚めても胃の奥に鉛のような重さが付きまとう。

「私のアートはタダでもいらない」

この言葉が拭いきれずにいました。

友人の助け舟にすぐ乗れない理由

そんな時、同じアーティストの友人に
反応がなくて少し凹んでいると伝えたら
企画をシェアしようか?と言ってくれたんです。

とても嬉しかったし、その手があったか!と
信頼できるコミュニティーの仲間にもお願いしようと閃いたのに
それを一瞬で打ち消す思考達・・・。

みんな同業者なのにいいの?
心の中では嫌だと思われるんじゃない?
みんな一人で集客して頑張ってるのに!
と「自力で頑張るべきだ!」という固定観念が脳内を駆け巡る。

そして1番厄介なのが
「無料企画で希望者が来ないなんて恥ずかしい」です!!!

これこれこれ!
1番のブロックはこれ!
このしょーーーもないプライドだか見栄だかが大きく立ちはだかるんです!

いつもこのしょーもないプライドだか見栄だかに負けて
「大丈夫!」と言ってしまうのですが、
なぜか今回の私は違った。
「なりふり構わずやれ!」ともう一人の自分に背中を蹴とばされました。

そして、正直に「助けてほしい」とお願いしたんです。
(言うのにめちゃくちゃ勇気を振り絞りました!)

想像以上の「愛」が返ってきた結末

お願いしたらすぐに各自のSNSでシェアしてくれた愛のある仲間たち。
そういう経験があるからわかる!と共感してくれたり
シェアの仕方をわざわざ覚えてシェアしてくれたり
お友達との食事会の場で紹介してくれたり

何でここまでしてくれるの?と思うほど協力してくれ、
本当に嬉しくて泣きました。

そんな愛のあるアクションに、
私自身も心折れている場合ではない!
とプロモーションを続ける力をもらいました。

結果、予想よりたくさんの方からの応募をいただきました。
そして、受け取ったものはその結果を上回るほどの
心がジンとする大きな愛でした。

人を「頼る」ことは愛と信頼だった

仲間の一人が言ってくれました
「みーこに頼られて嬉しい!大事な人に何かできるって
めちゃくちゃ幸せな事だよね」
と。

この言葉ではっとしました。

頼るとなると「悪いなぁ」と思ってしまうけど、
逆に大切な人から頼られると私も嬉しい。
普段助けを求めない人や、憧れの人から頼られると
さらにめちゃくちゃ嬉しかったりする。
信頼してくれてると思えて俄然やる気になる。

自分が誰かのために何かをしてあげること
いわゆる「与えること」が「愛」を伝えること思っていたけど
人を頼って「与えさせてあげること」も
相手に「愛」と「信頼」を伝える事なんだと感じました。

人に頼ると依存してしまうんじゃないかという恐れもありましたが、
大丈夫!
そうならない自分になれている事にも気づけたので
少しづつ頼ることもできたらいいなと思っています。


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