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セントルイス旅行記②

2日目のセントルイス旅行記です。


古き良き街

まず10時頃から活動開始。西部劇の雰囲気が残る、古き良き街です。
そしてゴミが落ちてない、きれい。変な人がいない。
ニューヨークに住んでいるとゴミ・鳩・マリファナの匂いがひどく、まず旅から帰ってきて友人と情報共有している際。
「聞いて、セントルイスはゴミが落ちてなかったの!」という会話から始まります。いかにニューヨークが汚いか。

ただお店がかなり閉店していた。これはコロナの影響かなぁ

少し散歩をしてから、カージナルスの本場球場であるブッシュスタジオに向かいます。今日は11時から球場ツアーを予約しました。

絶対おすすめ!球場ツアー

実はこっそりヌートバーが好きな私。(顔が好み)カージナルスの球場ツアーはとても楽しみにしていました。

本当は試合が見れるのが一番よかったけど。
すごい!気持ちがいい!!!

一緒にツアーを回る人達はさすがアメリカ。ユニフォームを着てテンションUPしているご夫婦、ヌートバーのサイン付き帽子を被り、ユニフォームをきて盛り上がっているお子さん、とにかく試合ではなく球場ツアーだというのにみんな準備万端です。日本で言うと広島カープのような雰囲気があります。(広島出身の友達がカープにはまらないと少年時代きつかったと言っていた。笑)

こちらはチャンピョンシップで優勝した際のトロフィー。
カージナルスは11回ほど優勝の経験あり。
優勝した年が書かれています
チャンピョンシップルーム。VIPルームかな?必ずアメリカの球場にはあるような気がする。日本にもあるのかなぁ?お金を払って超VIPだけが入れる部屋です。

このチャンピョンシップルームを抜けると、次にレストランのような部屋に向かいます。

過去カージナルスで活躍した人たちの絵が飾られています。

こちらはメディアブースです。ここから実況中継をします。

そして選手・スタッフさんたちが通る通路を抜けると・・・

球場に実際に少し立たせてもらえました!!!!!

シカゴで行った球場ツアーと比べるとかなりお客さんと選手たちの物理的距離が近いような気がします。一番前なら絶対目が合いそう!!これは野球好きにはたまらないのも納得です。

細部にはこんなこだわりも。座席番号が野球ボール!

ちなみに球場の中だけでなく、この辺り一帯がカージナルスビレッジとなっていて、ルーフトップレストランでは上から試合を覗くこともできます。
すごい作りです。

ゲートウェイアーチ博物館

球場ツアーを終えて、お昼ご飯をさくっとサンドイッチ屋さんで済ませ、ゲートウェイアーチの博物館に向かいました。トラムは前売りチケットが必要ですが、博物館はなんと無料!セントルイスの歴史について教えてくれます。

ベストビューポイントにて撮影!
(不慣れ感)
ミニミニゲートウェイアーチ

セントルイスとは元々フランス領だったのですが、ナポレオンより買収してアメリカ領となったところ。「ルイジアナ買収(売却)」と言って、1月に行ったニューオリンズとも深い関係があります。ニューオリンズはフランスの雰囲気を残す良き街として人気観光地ですが、セントルイスもルイジアナ買収の時にアメリカ領となった場所なのでした。
フランスっぽさは感じませんでしたが、ニューヨークのようなThe アメリカン!といった雰囲気もなかったような気がします。いまだこのような西部劇のような雰囲気が残っています。

ちなみにゲートウェイアーチとは「西部への入口」を記念して1965年に完成されたものです。1900年代にはオリンピックやワールドフェア(万博)などが開かれて発展していたものの、その後は人口減少と共に衰退気味…。

現在の人口は日本で言うと秋田県と一緒です。

こちらの博物館はかなり見ごたえがあるので、とってもおすすめです。しっかり見たい人は2時間取った方が良さそう。私達は時間がなかったため、次の場所に向かいました。

ゲートウェイアーチの隣にある「old cathedral」
こちらはもちろん入場無料ですが、厳かなきれいな教会でした。

イースター?お花が飾られていました。

カージナルス記念館

球場ツアーについてきた記念館の入場チケット。こちら、最初は「適当にみて次の場所にいこうぜ!」と話していたのですが、行ってびっくり。面白すぎ。

ロッカールームの再現
各選手たちのユニフォームやサイン

そして球場ツアーでも色々教えてくれたカージナルス愛のすごいおじさんがなんと…!ヌートバーのサイン入りバッドを触ってみないか?と提案してくれました。

鍵がかかっているので開けてくれ、手袋を装着。
なんだかドキドキ。「よかったら振ってもいいよ~」とのことで、夫は振らせてもらいました。私は野球のポーズすら取れないので、触るのみ。
ちなみにこのおじさんはオオタニさんも大好きだそうです。
「世界中の人がオオタニさん大好き!」と言っていました。

次のブリュワリーツアーへ

実は今回せっかくなのでもう1軒ツアーを予約しています。こちらの予約…

予約後にこんなメールがきました。ええ!これどこ、これなに?本当にビール工場なのか!?これは楽しみです。ちなみに名前は画像にも書いてある通りEarthbound Beer という名前。

中心地からバスで30分くらい乗ったところにあります。かなり落ち着いた街で…(というかほぼシャッター街…。)

でもこのビール屋さんだけは大盛況!

まずはビール引き換えチケットがもらえるので、飲みながら見学するか・見学後ゆっくり飲むか選べます。(我々は見学後にしました)

工場の面積自体は小さいのですが、地下に掘ってあってこんな感じに醸造所が広がっています。

この建物、ビールというより謎が深い面白い建物で・・・。
ある日こんな場所が発見されたそうです。恐らく相当昔に掘られたものなのではないかとのこと。においは硫黄で温泉(というか腐乱臭)ですが、温泉ではないそうです。雨などが溜まってしまったものなのではないか?ということでした。。。

そしていよいよあの謎の洞窟です。
元々はじめのビルオーナーがこのまま洞窟を放置して、建物から撤退。(相当昔)その後、こちらのビール屋さんがこの建物に入り、ある日洞窟を発見したそう。なんと2016年にみんなでスコップを持って堀ったそうです。
なんてアナログ・・・!って感じですが、機械で掘るには建物を壊すしかない、スコップしか方法はなかったようです。

エレベーター?があったとか?
今はビール倉庫に使われています

ビールもこの洞窟も面白くって、このブリュワリーツアーはとってもおすすめです。だいぶひんやりしており、寒かった!!!人工冷蔵庫ですね。

ビアガーデンも小さめのものがあり、なかなか良い雰囲気でしたので1杯頂いて休憩としました。

少しこの辺りを散策してみましたが、やはり本当にどこも閉まっている…。これはイースターだからなのか、それとも…。

街に戻ってきた!

再びツアーを終え、バスで街中に戻ってきました。すでに18時くらいだったため、このまま夜ご飯に行くことに。さて最終日の夜ご飯はどうしよう。夜ご飯には絶対妥協しないのが我々の決まり。悩みます。

ブルースの発祥の地でもあるみたいです。時間がなくて博物館には行けませんでした。

ということで、夜ごはんはカルツォーネに決定!ニューヨークと比べてかなりお天気もよく気持ちよかったので、外で食べることにしました。
簡易的なレストラン(というかレストランの方はどうやら先日水害事故があったみたいでクローズ。外のみでの営業となります)でしたが、なかなかよかったです!

セントルイスでなんとイタリア料理という展開でしたが、このカルツォーネは美味しすぎました。夫は分厚いピザが大好きなので、もちろん大ヒットだったみたいです。この生地の中にこれでもか!ってくらい具が入っており、お店おすすめのソースをたっぷりつけて頂きます。

美味しかったのでカルツォーネ2つ買った。お腹いっぱい!

この量で、お酒もたくさん飲んで…なんと50ドルくらいでした。(セルフサービスだからチップいらないしね。)大成功。
セントルイスは特に名物料理があるわけでもないようなので、ここで安く済ませるのも1つの手かなと思います。アメリカにきて大切だなと思うのは店員さんの感じよさ。とても美味しいお店だったのに、嫌な思いをしてしまったことも何度かあります。ここは店員さんも本当に親切で、そういった意味でも大満足でした!!

これはセントルイスの地下鉄
まるでディズニーランドのアトラクションのようでした

今日はここで夜ごはんを済ませて、ホテルに大人しく帰りました。
2日目もこれでおしまい。最後は3日目です。
なんと…本格的なイースター礼拝に参加することになりました。
(続く)

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