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メトロポリタン美術館レポートその9

贅沢にもメトロポリタン美術館に9回目の訪問となりました。
美大を出ているわけでもなく、絵なんて画伯先生と言われ続けた人生なのに世界的美術館に9回目の訪問。ありがたい限りです。

今回は一人だったので美術館の周りの散策からスタート。
まず86thストリートの駅をでて美術館の方に進むとこんなお店があるんです。

中は美味しそうなお惣菜やチーズ、ケーキ、お花などが売っていて、「これぞアッパーイーストのおしゃれな成城石井」という感じ◎セレブたちがアイスを食べていたり、その光景だけでもずっと見てしまいます。

美術館のあたりに進むと、好き勝手に色々売っている。
マグネットや簡単な絵、写真など…。どれも5ドル~10ドルくらいでお手頃。今はいらないけれど本帰国の時は絶対勝って帰ろう。

ここまでですでに1時間は経ってしまう。
で、ようやく本家美術館に入ります。

ちょっと見ない間にゲートの植物は夏仕様に!

相変わらずドネーションで入らせて頂き…。
(たいていいつも滞在時間を考えてお支払いしています。)

今回は1階の古代ギリシャコーナーに。

よくテレビなどで見る途中で割れてしまった(?)ものを間近で見ることができたり。

こんな素敵なアクセサリーが紀元前からあったなんて驚きを隠せず。

ビーナス像がたくさん置かれていて、ぐっとその世界観に引き込まれていきます。

こちらからは考古学コーナー。
あまり古代には学生時代から興味がないのですが…。
みてみるととても面白い。

こちらは古代のツボ。水などをここにいれて運んでいたようです。
なんだか根本は現代と変わらなくて、驚きです。

なんだろう?と思ったらMythical Beasts。
神話上の動物。つまり聖なる動物的な感じなのか?
夫といるときは細かい説明を頑張って読むのですが、1人の時は読みながら寝てしまいそうになるので(英語は最大の睡眠薬)あまり読めません。。
自分の感性を大事に作品や展示を見ます。(かっこよく書いてみたけど、ただ眺めて感想を書いているだけ)

という感じで考古学コーナー、色々あります。
METで一番のおすすめは古代コーナーだという理由は理解できました。

そして現在の特別展示である古代インド文明。こちらも覗いてみました。
アンテナがないので携帯で辞書すら調べられなくて、なにが書かれているんだかわからず。

ヨガの起源がインドであることは納得。

やはりあまりにも説明の読めない興味のない分野はつらい…ということで今日は1人なので甘えて好きそうなコーナーへ!

面白そうなコーナーを見つけました。
こういうアメリカチックなちょっと闇のありそうな雰囲気大好きです。
気になって惹かれちゃう。こちら映像なのですが、何度もみてしまった。ちなみにこのバレリーナが踊っている机は「イサオ・ノグチ」作品だそう。
世界的美術館に日本人の作品があるとわくわくしちゃいますよね!!

こちらのコーナーはアメリカのカルチャー特別展でした。

1930年代なので、世界恐慌がちょうどあった頃?ということで闇を感じさせる、でもどこかポップなアートを3周してしまう。

1939年に行われたニューヨークワールドフェアの広告。
ちなみにニューヨークワールドフェアがいまいちわからず検索したら、「NY市立博物館」のHPにとびました。こちらも早く行きたい!

こちらは雑誌の表紙かな?

皮肉をもポップに描くあたりはアメリカっぽくて好きですが、やっぱり世界大戦の絵などをポップに描かれるとなんだかなぁという気持ちになるのは日本人の感情なのか…。

でも結局一番好きなのはこの西洋画コーナー。
今はなんと改装中。1年前すぐに見に行っておいてよかったなぁ。
こうやってMETは長いこと改装したりするので、行ける時に行っておいたほうがよいのかもしれません。

9回目のMET訪問も贅沢なものとなりました。

印象としては博物館にもだんだんと観光客のような日本人も増えていて、なんだかホッとして嬉しくなります。

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