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AI翻訳機=話せないの公式


最近は、AIの進化についてよく話題にのぼる世の中になりました。楽しみな未来です。

私がオーストラリアのパースあたりを生活圏にしていた時から、英語以外の言語が母国語の人が多くいたので、スマホやタブレットに機械翻訳が出来るアプリを入れてる人にたまに会いました。

そして、お店なんか入ると

「自分たちの母国語同士で話してみて、上手く英語に変換できるか試してみようよ!」

面白おかしくアプリで遊んだ経験が私も何回かあります。

というのも大体そういう時、私たちは問題なく英語で話していたので遊びのようにしか触れたことがないのかもしれませんが……

それで遊んだ時、

「なんか違うね。実際はこんな感じだよ。」

みたいな話をしていろんな言語を教え合いコミュニケーションをしたのも思い出です

あれは、楽しかった!!

実際にニュアンスが多少変わったり、まあ合ってはいるんだけど、なんか自分と伝えたいことと雰囲気とか印象が違うかなというのがあって笑ってしまい、大体相手もそんな感じになり終わる。

要は、自分の言葉のチョイスはその人自身がどうしても現れてるのでシックリと機械が拾ってくれないわけです。
だから、その感覚を知っているのでそもそも英語が出来る人間というのは、機械翻訳は最初からそこまで信用していないのです。

ちなみに、言葉なんてものはいくらでも文脈で変わる。言ってることと逆のことになったり、肯定的な単語が否定的になったりその逆になったりそんな事さえ起こる。

非言語コミュニケーションや、環境やそれぞれ生きてきた文化が若干反映される。

言葉のまま、変換できないものが必ずある。

これが感覚的に分かるので、英語を問題なく話せたり使える人は機械に頼ろうと最初から思いません。

私達は、ふざけたり遊んだりくらいにしか使っていなかった。

全く何言っていいか分からない人には助けになるから便利になるだろうけど、自分の思いを伝えれる人は使おうとはしないのです。

今は進歩したとはいえ、そもそも英語を使える人はAIに最初から頼ろうとまず思わない。

じゃあ、なぜ豪州でお店の人などが翻訳アプリを入れてたかというと、全く英語が出来ない人達の対策のためです。

そもそも、AI翻訳機使ってる時点で

“あ、この人たち英語使えないんだな”

相手に、それを使う時点で

“この人は、同じ言語を喋れないから対等にコミュニケーション出来ないな。伝わらなくてトラブルになるくらいなら、伝えたと確証を作るために翻訳機を使おう”

それだけで深い訳はないのです。

ちゃんと、会話を試みたよの言い訳作りに使う。
使わないより、ましかなと…

何で私がそんなことを敢えて言いたいかというと、あんなものに頼っているとしれた時点で、話せないなと思われ必ず今よりも日本人が舐められる未来があると伝えたいからなのです。

世界的に見れば、高等教育を受けてきた人間は、英語なんてものは最初から機械に頼らなくともスラスラ喋れる人達だらけなのです。

ただでさえ、現時点で日本人=英語が話せないのレッテル貼りは相当酷い。これは私が見た事実。

私が、英語で思っていることを伝えるだけで“日本人ではないのではないか!?”と疑われる程度には印象がついていた。

そのせいで、

“通じないから適当な対応でよいや!”
“言葉分からないから騙しやすく便利だ!”
“言い返してこないからやり放題だ!

“日本人は使いやすい!カモにしやすい!”
“言葉できないから抵抗できないからちょろい!”

と英語圏の悪い奴らには思われている。

これは妄想でも何でもなく、私が実際にいろんなバックグランドの人間から実際に聞いたこと

あー!日本人だ!楽だから良いなぁ。
おとなしくて便利だなあ。
普通より高めに売りつけよう!
こっちに有利にしよー

とか、いくらでも陰口は聞こえてくる。

本当のバカは

「騙しやすい英語ができない日本人を紹介しろ。金を渡すから。」などと直接言ってくる奴までいた。

もちろん、私はただでは置かなかった
見つければ必ず何らかの方法で対処してきた。

時には威嚇してやり、問い詰め怒るまでした…

正直、そういう奴に会うのは飽き飽きしたレベル
あっ…またか…みたいなほどには日常だった。

それに、英語圏の人間と言うのはそもそも母国語以外の言語を学ぶ大変さを想像さえできない人も多い。

そういう人がどう考えているかといえば、

英語ができない=ちっちゃい口なしの子供
英語ができない=原始人で我々の仲間でない
英語ができない=人でない

酷い人だと、このくらいのレベルで捉えている。
正直、バカじゃねーのとさえ思っている。

たかが英語だけで、大人なのに赤ちゃんに喋るように対応する類までいる。

口には出さないだけで、陰口を叩いたりしていて、あちらこちらで聞こえる。

耳の悪い人は最初から聞き取れてないのだろうが……

同じ土壌に立ち酒でも入った席で仲良く話せば、英語のネーティブスピーカーからこんな話は聞き出さなくてもどんどん出てくる。

「日本人は英語が出来ないのに、あなたは喋ってる。なぜだ!?中国人か!?香港人か!?韓国人か!?身元を隠しているのか!?」

こういう事を何度言われてきたか……
慣れすぎジョークで返すレベルにまで昇華した笑

AIに頼ることができるとか考える事がどれだけ甘い認識で、日本人の危険度を上げるか知って欲しいと思う。

悪い人間は必ずいるので、犯罪者の被害に遭いやすい事に繋がる。ますます狙われやすくなるのが容易に想像できてしまう。

現時点で、英語圏の人と対等にコミュニケーションできている人は、世界中でAIのようなものに頼っていない事実が既にある。

頼れると思い使えるようになる努力を放棄する人が増えたとしたら、ますます日本人は英語が話せないのレッテルが貼られ危険にあいやすくなる。

AIが便利とか便利でない以前に、

AI翻訳使った時点で、英語話せないんだなと思われるだろう。だから、それに頼ろうなんて甘すぎてお話にならないしバカにされやすい。

既に差がつけられている事実だし、レッテル貼りされているのにますます良いものではない。

自分の言葉で拙くても話していった方が余程ましだし、ペラペラ中身のないお話を機械使ってするくらいだったらまだ黙ってた方がましに思う。

ミステリアスで何考えてるのか不明な人でいた方が良い。

沈黙は金 とか、賢い人はあまり喋らない とか英語圏でもそういうこという人はいるので全然問題ないのだ…

何が何でも沢山喋る必要などない。
肩の力を抜けば良い。

自分の口で、一生懸命伝えるのは大切だ。口数が大事なのではない。同じ言語を同じ状態で喋ることは、無意識に仲間意識ができることにもつながり感情が動くのだ。壁が取り払われるのだ。

AI翻訳機=話せない の公式が発動したとしよう。その時点で、真剣に聞いてもらえない率が高くなるだろう。お笑いや娯楽程度の聞き流しにはなるかもしれないが…

世界は日本人が思っているほど、AIに信用も信頼もおいていない。面白いコンテンツレベルに捉える人も多いのが実情だ。

けれども、ビジネスにおけるAI利用の文脈はちょっと別なのだ…

言葉のままとらず、世界の状況を広い目で観察することも大切だと思う。

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