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自分を守る方法


自然界では
獲物をとるためや、敵から身を守る為に
体のカタチや色を変えて擬似化することがある。


昆虫はわかりやすいよね。
葉っぱや木の枝と疑似化させて身を守る昆虫ってわりと見聞きするもんね。


そして
自分の環境下の中で
必要になる機能が発達していき
必要のない機能は発達していかなくなったりもするのかな。

例えば、洞窟の中に住んでいるアリさんは
ほとんど視覚がないのだそう。
光の中で生活しないので、その機能は必要ではないそう。


野生の動物だって、海の中の生物だって
みんな生きる為、食べる為、命をつなぐ為に必要な機能や身を守る術が発達しているんだもんね。



では人間は? 
生きる為、食べる為
自分を守る機能や術は
実に複雑だなぁと思うのです。



生きる為に仕事をする中でこんなことがあったりする。
 ↓
・イヤな上司と折り合いをつけなきゃいけない。だから、本心に嘘をついて自分を守る

・長いものに巻かれて、八方美人になって
自分を守る

・自分より弱い人を見つけて、その人を盾にして自分を守る


生きている環境の中で、こんなこともあったりする。
 ↓
・人や周りのせいにして、怒りを '何か' に
ぶつけて自分を守ろうとする

・人にどう思われているかが気になって
無理をしたり、我慢して合わせて自分を守ろうとする

・言い訳をしたり、つい嘘をついたり
誤魔化して、自分を守ろうとする

・自分はダメなんだ…と、下げて落ちて自分を守ろうとする



人間界で生きる。
それも甘いものではないこと、そして
人間は感情の生き物だから、より複雑化しちゃうよね。

人それぞれ、色んな葛藤がありながら
色んな術で自分を守っているわけです。



社会の中で生き抜く為に
自分を守る武器を持つ、これは大事。


今回のお話は
詐欺などから自分を守るとか、そういう
大きな意味も含めて、情報だったり、知識だったり、知恵だったり、コミュ力などをつけて自分を守る、というものとは少し違う
心の在り方に着目したお話です。
(もちろん、現実的に上記のことも大事!)



私はかつて
散々、人や周りや環境のせいにして
ものすごい '怒り' を全て自分以外のせいにして、自分を守っていました。

自分の '弱さ' を認めたくなくて自分を守っていました。



でも、それで守りを固めていた当時の私は
今振り返ると、とてつもなくちっぽけで
しょうもなくダサい自分自身でした。



そんな守備の仕方では
心がいつもギリギリのところで
なんとか自分を保たせていただけだったので外壁だけ高く大きく分厚そうに見せて
中身と土台が欠陥だったのです。
空洞ってやつです…



だからすぐ壊れる。
心が。
一撃で…
全然、自分を守れてない状態でした。



そしてまた何かのせいにして
怒って自分を守る。(正確には守ってるつもりになってただけ…)
そんなバカな守備力を発揮しては壊れる。

その繰り返しでした。


そんなことでは
自分を守ることはできなかったのです。


自分以外の '何か' のせいにしたり…

無理をして人に合わせたり…

本心に嘘をついたり…

言い訳して誤魔化したり…

自分はダメなんだと思ったり…

これでは守りたい自分を守ってあげることはできないのです。



堂々と自分の足で立ち
まずはここにちゃんと今、生きている!
生活できている、生活をしていることでちゃんと自分が守られている、と知る。
これが自分を守る方法の根底ということ。



それは神様が、天が与えてくれたもの。
ご先祖様や、人間の力では到底太刀打ちできない大きな力が与えてくださっているもの。


どんな自分だっていいじゃない。
私は散々、バカなことを繰り返し
未熟ゆえ、大恥もかきまくってきました。
失敗まみれの歴史もいっぱいですけれど
そんな自分だったことも、おもしろがって「よぅやったぞ!よぅ生き抜いてきたやん」と言って、頭を撫で撫でしてあげています♡ 


いいのです!

誰に見られるわけでも、誰に言うわけでもなし、他人に介入される余地は微塵もありません。


これこそが自分を守る方法!


堂々と!自分を守るのです♡


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