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私は世の中のことをわかりたい【今年学びたいこと】

去年の10月、マルタ島へ新婚旅行に行って後悔したことがある。

それは
「世界史をもっと勉強しておけばよかった…!!!」
ということだった。

マルタ島はヨーロッパ・中東・アフリカ大陸に囲まれた島国で、他国からの侵入や戦争を何度も受けてきた。
世界史、特にヨーロッパ史を語るうえでなくてはならない要所だ。

島内には遺跡や戦争に使われた大砲、絵画など、歴史あるものがたくさん残されていて、それらが観光の名所にもなっていた。

私は高校の世界史の授業ではしょっちゅう寝落ちしてしまい、終業のチャイムが鳴ったことに気づかないくらい爆睡していることもあった。
ちなみに先生は校内でも人気上位にランクインする先生で、毎回面白おかしく授業を行ってくれる人だったので完全に私側の問題である。

そんなこんなで世界史はぼんやりとした知識しかなかったため、いざ現地で観光に行っても

「これがガイドブックに載ってたやつか」
「ここは戦争に使われてたっぽいな」
「誰かが処刑されてる絵画だから重要なのかも」

みたいな浅はかな解釈しかできなかった。
もちろん景色や観光は楽しめたけれど、こういうときに歴史を理解していればより深い感動が得られるはずだ。


また、今も宗教対立や領土を奪い合う戦争が世界で繰り返される中で
「世の中のことをもっとわかりたい」
「どうしてその国同士が仲悪いのか知りたい」
という思いが強くなったこともきっかけのひとつである。

オードリー若林さんのエッセイ「表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬」内で、若林さんは“世の中のことを教えてもらう家庭教師”をつけていると書いてあった。
めちゃ楽しそうだな、と思った。

「“スペック”という言葉が人に対して使われるようになったのはどうしてか」
「”マウントを取る”という行為が始まったのはいつからか」
みたいな質問を家庭教師の先生にぶつけていたら、世界史を学ぶようにすすめられたという。

そんなわけで、私は今年オリラジのあっちゃんのYouTubeを見て世界史を学ぼうと思う。早速見始めたが、古代ローマが財政難に陥ったときに国を立て直そうとして増税を取り入れたエピソードなど現代の日本とリンクするところもあってとても面白い。

世界の歴史を学べば、今起こっているできごとへの理解度が高まるはずだ。
次に海外旅行に行くときは名所をもっと楽しめるようになるといいな。


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