みかんの小部屋

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歯茎のそらまめ怖いよおおお

4ヶ月ほど前、親知らずがあまりにも痛くて歯医者に行った。 思えばそれがすべての始まりだった。 親知らずを抜く前にはレントゲンを撮り、 歯がどんな方向に生えているのか、 はたまた歯茎に埋まっているのかを確かめてもらう。 そういえば、歯や骨の写真はいつ見てもすごいなと思う。 証明写真よりも証明写真となり得るような、 だが自分で自分の写真を見分けることができない 本当に不思議な存在であるなと思う。 そんなことはどうでもいい。 親知らずを見てもらうために撮ったレントゲンに写って

    • 推しは推し以上になるべきでないし、なれない

      いつだったか、推しは推しとして出会った限り推し以上の関係になることはできないということを聞いたことがある。 非常にそうであると思う。 推しとして出会うことによって、 その人に対する理想は天より高くなる。 しかし、その人と万が一繋がっていしまい ひとつでも残念な部分を見つけてしまったとき その悲しさは地より深くなる。 しかし、一度掲げた理想を取り壊すということは難しく その地より深い欠点からは目を背け 天より高い理想だけにすがり付いてしまう。 こんなに残酷なことがこの世に存

      • 影の表現方法

        心に影がある人が好きです。 そして、その影から目を背けようとしない人はもっと好きです。 でも、一番好きなのはその影の表現方法を知っている人です。 そんな人が、一番優しいのではないかと思います。 自分が影と向き合い、その影が表現に変わることを知った人は、 影をまだ上手に表現することができない人の気持ちが分かるからです。 文章でもいい、絵画でもいい、歌でもいい、スポーツでもいい、仕事でもいい、まだ世界にない方法でもいい。 私にこれを教えてくれた人の一人に朝井リョウさんがいます

        • 働くことより、休むことの方が難しい

          スポーツのうまい人は、体に力を入れることよりも体の力を抜くことがうまいと気がついたのは中学生の時。 勢いで入った陸上部では、長距離以外ではほぼ芽が出ませんでした。 なぜなら私は体の力を抜くことがすこぶる下手だからです。 短距離ではピストルの音がなると、拳を握るみたいに全身にぎゅっと力を入れてしまいます。 走り高跳びでは浮かそうと思った瞬間、地面に足を突き刺すのではないかという勢いで足に力が入ります。せっかくつけた助走は無駄です。 その癖は、陸上だけに留まらずクラス対抗の球技

        歯茎のそらまめ怖いよおおお

          23歳、女、リトルトゥース

          先日のオードリーのオールナイトニッポンin東京ドーム。 近くの映画館でライブビューイングしてきました。 私が育ったのは田舎の小さな小さな町。どこに行っても人の目があって、なんだか逃げ場のない毎日。っていうほど、波乱もないのだけれど。でも、多感な時期には逃げたいと思うことも多くて。そんな時にラジオは自分の世界に連れて行ってくれるといういか。なんというか、FMのローカル局にメールを送っていた時から自分の居場所だったような。 大学進学と同時に、都会に出てきて。でも結局ここにも逃

          23歳、女、リトルトゥース

          人間潔癖性

          友人に言われてすごく納得できた言葉がある。 「あんたって人間潔癖性だよね」 至極真っ当大正解。 私はすごく、人間潔癖性である。 インスタの裏アカで悪口を言う人とはもう会いたいとも思わないし、ツイッター(あ、X)で人の揚げ足を取るアカウントは大手アカウント含めすべてブロックしている。高校の時にトイレで悪口を言っていた友達に会うのが怖くて同窓会にも行けていない。 こんな人間潔癖性の私であるが、厄介なことに人間は大好きなのである。チョコレートアレルギーの子どもの一番好きな食べ物が