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[読書]妻のトリセツ②

女の話はとりあえず共感しておけば良。

[女の会話の目的は共感]だと言われると、ひたすらうなずく事しかできない。
女は女同士だと朝から晩まで話していても話が尽きることはないし
同じ話を何度してもオールオーケー。
悩み相談をする時に、[こういう時はどうするのか]等のアドバイスや解決策を求める場合ももちろんあるが、基本は悩みに対して「わかる、わかる」と言ってもらえれば満足する。

共感なしのアドバイスのみなんぞ欲してはいない。
良くて共感8割、アドバイス2割。人にもよるが共感10割でアドバイスなんて聞きゃーしない人も多い。
なぜかと言うと結局答えは自分で持っているから。

アドバイスをされてもやるかやらないかを決めるのは自分だし
アドバイスなんてされて現実を認識したくない時もあるし
ただ背中を押して欲しいだけの事もある。

理解する必要はない。ひたすら共感あるのみ。

しかしながらこれが男には理解できない。
なので夫に話をすると大抵「で、オチは?」と言われる。
当然「ん?オチませんけど?」と答え、
「オチのない話は却下です。やり直し」と言われる。

夫には「うん、うん」と共感だけしてくれればいいんだ。と伝えてはあるが
夫にしてみれば聞いて欲しいだけの話など長くするつもりはないので、やはり「で、オチは?」と聞かれる。
先手をとって「オチの無い話をしてもいいですか?」と聞けば「却下です」と返されるので、余計なことは言わないに限る。

基本、夫に話をすればアドバイスをしようと途中で主導権を持っていかれてしまうので、どうしても聞いて欲しい時は「なんせ今日は黙って聞いてくれ」「本日もオチはないが我慢だ」と言い聞かせ
なるべく手短に話して「とりあえず、うんうんそだねーと言ってくれ。」とお願いし、それで満足して終わる。

私は夫に「で、オチは?」と聞かないで黙って「うんうん」と言ってくれる人になって欲しいとは思っていない。
ある意味もうそれは夫ではない。
黙って「うんうん」は母や友達がしてくれるので、人には役割があると思っているし、なんでもかんでも夫に求めるものじゃない。ましてや女同士じゃないとわからない事も多い。

今は昔ほど男と女に差がなくなってきてはいるが、所詮、男と女は別の生き物だ。同じと考えてはいけない。
自分と同じように考えるし感じると思っているから、お互い自分がして欲しいようにしてしまうが、何をされたら嬉しいのかはそもそも男女問わず人それぞれ違うのだから、1番身近にいる人の事を知る努力はして然るべきだと思う。

③へ続く

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