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自分の矛盾を紐解く作業


「今回こそは読書習慣を身につけたい!」と意気込んで、仕事終わりに本屋で厳選した1冊を買って帰ってきたのに、お風呂から出てきてホッとひと息して気づいたらYouTubeを1時間も観ていた・・・


なんてことは誰もが日々繰り返している、よくある光景です。


なぜ、こうなってしまうのか。それは

人はいつもやっていることを、いつもと同じようにやりたい生き物だから


そして


脳はいつもやっていることを、いつもと同じようにやりたい臓器だから


ということで、今回は自分の中にある矛盾を紐解いて行動に移す方法について、お伝えしていきましょう!



矛盾の洗い出し


まず最初にやることは、矛盾している行動の洗い出しです。


頭で思い浮かべるだけで終わらせずに書き出してみてください、できれば手書きでお願いします。


言語化して→文字に落として→目視する、この3ステップが重要です。


そして、書き出すことは


  1. 自分がやりたいと思っていること

  2. 実際にやってしまったこと


の2点についてです。


冒頭の例をそのまま使うと


  1. 自分がやりたいと思っていること:読書を習慣化したい

  2. 実際にやってしまったこと:YouTubeを観てしまった


となります。


矛盾の原因を探る


次に、自分がなぜ矛盾する行動をしたのか、その原因を探っていきます。


  • 読書するための準備は?

  • どの段階で本の存在を忘れた?

  • YouTubeを観るきっかけは?

  • YouTubeを観る直前の行動は?

  • 習慣化された行動の連鎖は?


という感じで自分にいろいろな質問をしていきます。


そうすることで、もし明確な原因が見つからなかったとしても、次へのヒントは必ず見つかります。


矛盾の解消


矛盾の原因がわかったら、あとはそれを解消していくだけです。


例えば、お風呂の後は本を読む気になれないとわかったら「お風呂に入る直前に5分間読書をしよう→洗面所で読書」と決めます。

洗面所で読書をする(ために)→スマホはリビングのテーブルの上に置かない(ために)→食事中はスマホをしない(ために)→食事前にスマホを寝室に置く(ために)→スマホでリマインド設定をしておく

と行動の連鎖もさかのぼって決めておくようにします。


ここまで決まれば、後はスマホでリマインド設定〜の流れをイメージトレーニングをして、実践してみます。


やってみて違和感があったり、スムーズにいかない行動があれば、その原因を考えて次に活かします。


この繰り返しで、自分がやりたいことだけをできる条件や環境を具体化させていきます。


まとめ


自分の行動の矛盾なんて、気にし出したらキリがないくらい頻繁に起きるのが人間なので、自分を厳しく取り締まろうということではないんです。


せっかくやりたいことがあるのに思うようにできない・・ってなったときには、やりたいことを始めるまでの行動をさかのぼって、行動の連鎖としてワンセットで考えると、いい対処法が見つかりますというお話でした!


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