見出し画像

待つことの醍醐味

先日、小学校で長男次男の発表会の出来事。

2人とも踊って、歌っている姿を見て
目頭が熱くなった🥲

次男は、腕に巻いた装飾の紐をガジガジしたり、ジッと座れず身体をよくクネクネしたりアクビしたりしていましたが、それでもよく頑張った。

長男は、本調子ではない中、『発表会行きたい!』と言って参加できたこと、それがもう感動で。

本題ですが、『待つことの醍醐味』

最初に次男の発表があって、そのあと学年の入れ替えがあり、外で長男の出番を待っていた。前に並んでいる方が年齢的に60-70前後の祖母にあたる方だった。

30分以上並んでいたのだけど、急にクルッと後ろの私を向いて、「この待ち時間が、発表会の見る楽しみが増すよね」と話しかけてきた。

「この待ち時間があるからこそ、発表会を見るときの気持ちがより盛り上がる、エッセンスみたいになりますよね」と二人で話す。待ち時間が嫌だから来ないって人もいるみたいだけど、待つからこそ経験できるものもあるよねって。

テーマパークのアトラクションもそうですが、待ち時間があるからこそ楽しみが増えるし、待ったからこそ本来の感動や喜びにプラスになることもあると思う。

だからって待ちたいかと言われたら率先して「待ちたいです!」ってことはないが、待つことの意義や醍醐味はこれではないかなと、おばちゃんと話していて思った。

余談…

そのおばちゃんは、双子ちゃんを見に来ていたのだけど、やけに色んな人と知り合いだったのでそのことを話すと、「双子ちゃんのママが亡くなってから、私がママ代わりをしてるのよ。だから知り合いがどんどん増えてね」とお話しされていた。

とっても素敵な方だったな。双子ちゃんも、見に来てもらえて嬉しいですね、とお話しして別れた。

この「待つことの醍醐味」は、発表会やテーマパークだけではなく、子育てにおいても、自分自身の活動においても同じことが言えるのではないか。

何も苦労なく先々できるようになるのは、もちろんすごいけど、時間をかけてじっくりゆっくりその子のペースを待つことで、できるようになったときは喜びが半端ない。

自分の何か新しく始めたことや、活動に関しても、最初からうまくトントン拍子でいくことは素晴らしいことだけど、たくさん考えて失敗してそれでもやめずに続けた結果、うまくいくことがあればそのときの喜びは何倍にもなる。

『待つことの醍醐味』素敵なおばちゃんからたくさんのヒントを頂きました✨

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?