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頼みごと、頼まれごと

誰かに何かを頼まれたときに、気持ちのいい頼まれ方、相手のために何かすることは気が進まないような頼まれ方、ちょっと腹が立つ頼まれ方、人によって頼み方が色々あります。

すごく丁寧な人、悪気なく失礼な人、悪気も若干あり失礼でもある人、色々です。

「悪気なく失礼な人」というのは、単に礼儀が身についていない人の事ですが、「悪気も若干あり失礼でもある人」っていうのは、身内の人には敬意を払えているシーンを見かけたので、外部のどうでもいい人間と、身内とで対応を分けているんだなという感じの人です。

私は、何についても、自分が出来る事にはなるべく最善を尽くしたいほうで、悪く言えば八方美人なので、何か人に頼まれると、そこまで頼まれてもいないのに、つい頑張りすぎてしまって、何かしたことで相手がさほど感謝を示さないと腹を立てる…という事が以前は多かったのですが、最近はこんな風にやり過ごすことで、ある程度折り合いをつけてます。

「無礼な人の頼みには応えない(現状でなんとかしてもらう)」
「何かをしたりあげたりすることは、自分が勝手にやっていることなので、お礼を言われないと腹を立てるのは、ちょっと筋が違う(私の方が悪い)。でも、好意に対して好意を返してこない人には、その行為、そこまでの事は今特に求められていないことだから、腹立てるくらいなら、次回から何もしちゃいけないよ、と自分に言い聞かせる」

例えば、ご飯を奢ることになったとして、奢られるのが当たり前と思っているのはちょっと…と思う人は多いと思うんだけど、でも、かたくなに奢られる事を断られるより、素直に奢られて、その場でもお礼をいい、帰ってから感想ついでにまたお礼を言う方が、私は印象がいいんじゃないかなと思うし、その行為は、双方とも相手に喜んでほしいという気持ちの発露だと思うんだけど、どうなんだろう?

そんなの頼んでないことだからお礼を言う必要も必要ないとか、事後の対応で腹が立つから何もしないというのはさみしい関係だよね…と思ったりもするけれど、相手の望む距離感はそういうことかもしれないから、やっぱり都度考えていかないといけないなぁと思いました。

結局のところ、相手を喜ばせたいという気持ちが相手にもあるかどうか、または、何もしてくれなくていい代わりに自分のテリトリーに入ってこないで欲しいと思われているかどうかを含め、何かしたときの相手の反応は、その人との関係値が出ているだけだなぁと思います。

そして、たまにすごくいい人に会えて、嬉しくなったりすることもあるので、上手に距離を測りながら人に合わせて付き合いを考えていきたいなと思ったという、すごく取り留めもない話でしたw



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