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2023年、トランスジェンダーについて書いてきたご挨拶

こんにちは。

12月に入り、なんやかんやバタバタしているうちに、あっという間に年末ですね。あと数日で2023年も終わりです。

2023年は私にとって、元夫がトランスジェンダーになっていったことにやっと心の整理がつき、少しずつ活動していこうと決めた年でした。

2020年の終わりに離婚しましたが、しばらくは心の傷を癒やすことに、生きていくことに精一杯、という感じで、LGBTのことなど考えたくもないし、もう二度と関わることはないだろうと思っていました。

それから約2年間は新しい生活や環境に没頭し、たくさんの方に助けてもらいながら、徐々に再び生きる活力もわいてきて。
だんだんと立ち直っていく自分を感じていました。

ある時に自分の考えをまとめて発表する機会をいただき、ならばとLGBTに関しての発表をさせていただきましたが、もうこれきりで終わりのつもりでした。

ですが、今年の3月に私にとっての転機が訪れました。
まあ、細かく書くと長くなってしまうので割愛しますが、世の中でLGBTの波はどんどん加速しているのに、事実と違う認識までも正しいことだと広まってしまっていることに、もう目を背けられなくなったんです。

これは新しい問題でもあるので、知らない方々のほうが圧倒的に多い。だから少しでも経験した者は、関わりたくないと避けていてはいけない、誰かがやらないといけないのでは、と決心しました。

私なぞに何が出来るのかとも思いますが、今まで助けていただいた方たちへの、少しでも何かお返しの変わりにと行動しています。

そうして活動を始めたことのひとつにこのnoteがありますが、私がnoteを始めたのと同時期くらい、今年6月にLGBT理解増進法が可決されました。

それからはもう、びっくりするくらい法制度も流れも変わっていきましたよね。良い方向に変わっていくのなら喜ばしいのですが、「戸籍の性別変更の手術要件廃止申し立て」や「包括的性教育」など、少し行き過ぎてると感じるもののほうが多く、とても危惧しています。

今月の23日に女性団体「女性の権利と尊厳を取り戻す会」が主催するデモが行われましたが、素晴らしいですね。活動家に反対されたり、酷い言葉を浴びせられるであろうことが予想されながらも行動した方たちに、本当に勇気をいただきました。

活動家の人たちや一定の政治家などの声があまりに強く、日本や世界の未来までもが不安になってしまいますし、来年はもっと加速していくことが予想されますが、私も自分に出来ることを最大限、来年もしていきたいと思います。

つたない文章ながら、今年このnoteを見てくださった皆さま、ありがとうございました!


このnoteは、トランスジェンダーを家族に持つ方とコンタクトが取れる場をつくりたくて始めました。
もしご縁があってこのnoteを見てくださり、悩んでいるけど周りに話せる人がいないよ、という方がいらっしゃいましたら、良かったらコメントください🥰
私の経験から、誰かに話を聞いてもらうだけでも、だいぶ気持ちが軽くなることもあります。
ページ下にある「クリエイターへの問い合わせ」からでもOKです。




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