ジャニーズ問題で思うこと
こんにちは。
ジャニーズ性加害問題、驚きましたよね。
私はここ数年はテレビを見ることはほとんどなく、ネットのニュースだと自分に関心のあるものしか目に入ってこないことが多く、
といった感じで、気づいたら世の中が大問題になっていました。
これって思いきり「小児性愛(ペドフィリア)」問題でもあるわけで。
私が10代後半~20代の頃は、ものすごいジャニーズ全盛期で、
「SMAP、TOKIO、KinKi Kids、V6 、嵐」など、大人気グループの宝庫でした。今よりも格段にテレビが強かった時代でもあり、毎日ジャニーズ所属のアイドルを目にすることは当たり前といった感じでしたよね。
そして現在にも渡ってずっとKing & PrinceやSnowManといった大人気グループは続いてきたわけで、日本のアイドル界はずっとジャニーズ事務所なくては成り立たなかったでしょう。
これほどまでに強かったジャニーズ事務所なので、メディアはジャニー社長の性加害問題を知っていても何も言えなかった。過去数十年に渡って、勇気ある被害者が訴えても握りつぶされてしまうか、無かったことにされてしまう。
マスコミにはまるで「黙殺権」という権利があるかの如く、報道しなければその事実は存在しないのとほとんど同じにしてしまう力があります。これはほんとに問題だと思っています。
あとは、何でもなあなあにしてしまう日本人の特徴でもあるなと感じました。
私も若い頃は普通にジャニーズタレントが好きでしたが、一般のファンでさえも「ジャニーさんは少年が異常に好きなのではないか」ということは皆なんとなくは分かっていた、周知の事実だったのではないかと思います。
でも別にそこを深く追求しようとは思わないし、ジャニーズ事務所の圧力が強すぎてメディア全体に規制がされまくっていたことも見て見ぬふりと言うと大げさですが、特に考えないようにする雰囲気が少し日本にはあるような気もします。
私もLGBTQに関心を持ったことで、小児性愛のことも知りました。小さい頃に負った心の傷はその人の一生に深く関わっていきます。被害者とその関係者はどれだけ傷ついていることでしょうか。
ペドフィリアについて調べ、アメリカや海外で増えている性被害を案じていましたが、日本にも公然と何十年にも渡って被害が出続けていたなんて。
ですが同時に、この一連の問題が明るみに出ようとしていることで、私はとても勇気をもらいました。これまでの「いくら悪を犯していても、それが権力者だった場合は露呈しない」世の中が、やっと少しずつ変わってきているかもしれないなと。
私が発信しているこのnoteの内容も、社会の風潮や法律の流れには逆行しているものだと思います。当事者の権利を尊重していない内容だ、と不快に思われる方もいるかもしれません。
私も時おり「こんなちっぽけな存在が行動したって何が変わるのかな」としょげてしまいそうになることもありますが、だからといって黙っているのが良いわけではない。
ちゃんと声をあげていくことが大事で、その声が届くかもしれない時代になった、と当人が信じないことには始まらないよな、と思わさせてもらえました。一般人である私たちが諦めないことで、これからも何かが変わっていくかもしれません。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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