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「直感」と「直観」の違い

「直感」と「直観」の違いがわかってきたので、書いてみます。

「ちょっかん」という言葉を聞いた時、「直感」と「直観」、どちらの言葉が浮かぶか?でいうと、ぼくは断然「直感」派でした。

今までは、この2つの「ちょっかん」を、それこそ「直感」的に使っていたので、特に意識していませんでした。

ふと、この2つの「直感・直観 ちょっかん」が気になり、辞書で調べてみることにしました。

「直感」と「直観」を辞書で引くとこんなことが書いてあります。

三省堂辞典第八版

直感

きっとそうにちがいないと、急に頭にひらめくこと。ぴんとくること

三省堂辞典第八版の「直感」

直観

[論理的な考えに対して]目や耳などを通して、直接に感じとる<こと/はたらき>。直覚

三省堂辞典第八版の「直観」

大辞林第四版

「直観」を引いたときの「直感」

「直感」は感覚的に物事を瞬時にとらえることであるが、それに対して「直観」は推論を用いず直接に対象をとらえ、瞬時に全体や本質をとらえる哲学用語として用いる

大辞林第四版の「直観」

「直感」は感じる、「直観」は俯瞰して観るイメージ

2つの辞書を引いてみた湧いてきたことは、

  • 「直感」は「感」の字から「五感」で感じるイメージ

  • 「直観」は「観」の字から「俯瞰して観る」「観察」のイメージ

「直感」は「点」でとらえて、「直観」は「線や面」でとらえる感じとも言えます。

時間軸で見たイメージは

  • 「直感」は「今・ここ」の一瞬

  • 「直観」は「過去」から「未来」まで、長めの時間

「直観」は理性的・論理的なので、対象の時間軸も俯瞰して観ている感じがします。

「直感か直観」ではなく、「直感と直観」

調べて、自分なりに解釈してみると、「直感か直観」ではなく、「直感と直観」どちらも大事だと思いました。

多面的に物事を観る、感じる。

2つの「直感・直観 ちょっかん」を働かせていきます。

「ちょっかん」という言葉を使うとき、耳に入ってきたときの参考にしてみてください。

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