憧れの人から見える自分の魅力とは
お気に入りのお花屋さんがあって、そこのオーナーのAさんは、とっても素敵なブーケを作ってくれます。
まるでそこに咲いてるかのように瑞々しく繊細。
お花の生命力が存分に発揮された美しいブーケ。
Aさんはお花を本当に愛しています。
大好きなお花で自分のセンスを爆発させているAさんはとても魅力的でした。
Aさんはとびきりの美人というわけではないけど、妖精のような美しさがありました。
BGMに小鳥のさえずりが聞こえてきそうな柔らかいオーラとふんわり優しい声が、Aさんのピュアさを際立たせていました。
自然体で、洗練されていて、美しい女性でした。
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昔職場で一緒だったOさん。
Oさんは後ろ姿からも美しさを放つ女性です。
黒髪ボブの大和撫子のような雰囲気。
でも話すとユーモアと毒があって楽しい人。
入社して間もない頃、まだみんなの顔と名前が一致しないとき、その中でもOさんのしっとりした美しさは際立っていました。
ある時、前をひとりの女性が歩いていました。
顔は見えず、誰かはわかりません。
でも後ろ姿の、ゆっくりとした足取り、スッと伸びた背筋から、とてつもない美人オーラを発していました。
思わず目を奪われました。
その女性が振り返って、あのOさんであることがわかって、納得しました。
美しさというのは、顔の造形ではなく、存在から放たれるのだと思いました。
Oさんは歩く時足音がしません。
バレリーナのような繊細でしなやかな佇まいにも憧れていました。
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この2人の美女とはもう随分会っていません。
でも、心の中でふと思い出します。
「自分はどんな女性でありたいのか?」
「自分にとって美しさとは?」
そんなことを考えたときに、2人の女性が心に現れます。
自分が違う方向の美を目指さないために、心が思い出させるのかもしれません。
人は自分と似た要素の人に憧れると聞いたことがあります。
憧れるということは、自分にも同じような要素があるからシンパシーを感じ、憧れにつながるようです。
たしかにたぶん私は、「Happyあふれるポジティブ美女」には憧れない気がします。
自分と気質が違いすぎるからです。
(昔のベッキーみたいな感じかな。ベッキーゴメン。。。)
私は、穏やかさや儚さ、柔らかさを大切にしてるので、上記のような女性に憧れを感じるのだと思います。
今の自分は程遠いですが。。。
あなたは憧れの人と同じ魅力を持っていると言われたらどう感じますか?
すでに自分も同じ要素があるとしたら?
もし今の自分には自信を持てなくても、憧れの人と同じ要素があるんだって思えたら、違う角度から自分をみることができそうです。
例え、それがまだ新芽のような覚束ない小さな要素でも。
あとは、大切に水やりをして、花が咲くのをゆっくり待てばいいだけかもしれませんね。
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