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Book of Life :人生を本に例えてみるワーク①

最近のライフコーチSさんとのセッションにて。
過去にしこりがあって、これまでの人生を振り返る必要がある気がする
と伝えたら、
自分の人生を本に例えて、各章を描いてみるというワークをすることになった。
自分のこれまでをまとめてみた。
まずは第一章からどうぞ。


第一章:アートの時代《夢を追いかけた時代》

将来の夢は”りぼん屋さん”

私は小さい頃から、実学や経済に興味がなくて。
でも、キラキラ光るものとか、色とかにすごい興味があった。
なんといっても、保育園時の頃の将来の夢は”りぼん屋さん”でしたから。
ずっとお絵描きをしているのが好きで好きでたまらなかった。
新しいクレヨンが欲しくてたまらなかった。
好き過ぎて、幼い頃から絵も習わせてもらっていた。

美術館のエデュケーターになりたい

両親が教員をしていたこともあり、教育には馴染みがあったけれど、
なんとなく「学校」じゃない「広義の教育」に対する志向は自覚してた。
そこで、「教育×アート=美術館」という流れに関心が移った。
中学校の美術の授業で、初めてデザインや美術史を習って、
制作以外にもアートの分野があることを知って夢中で学んだ。
絵画教室では、芸大受験者に混ざってデッサンとかもしていたけど、
だんだん描きたいものが分からなくなっていってた。
そのうち、美術史を学んでみたいと思うようになった。
さらに、美術館でたくさんの作品を観ているのに全然解るようにならない
ことに疑問を感じていった。
展覧会を作る人じゃなくて、観る人と作品を結ぶような仲介者になりたいと
思うようになった。
中学校の時に学校の図書館で学芸員という職業を知って、
その中にエデュケーターというジャンルがあることを知り、
自分はそれを目指そうと思った。

NY大学に留学しようとしていた大学時代

大学は文化の街・京都へ。やっと学びたいことを好きに学べる環境に入れた。
英語クラスが思いのほかハイレベルで、毎日泣きながら辞書を片手に勉強していた
甲斐もあり、入学時から得た奨学金を継続し、4年間の学費を半分にした。
3年生の夏には、カリフォルニアで語学研修に参加したりもした。
みんながこれから就活開始という時期に、やっとアルバイトを始めたりしつつ、
学芸員になるには大学院を出ないと意味がない、と聞いて進学を意識してた。
恩師の助言をきっかけに、美術館で遅ればせながらボランティア経験を
させてもらったり、
それがきっかけで、どんどんアートへの道が拓けていったりして、
大学4年生の頃には他の芸大で鑑賞教育プロジェクトのインターンを
無我夢中でやり切った。
そして、研修旅行に便乗してNYへ行き、憧れのNY大学のキャンパスを
一人で観にいったりしていた。

その後、残念ながらアート関連の道で就職することは叶わなかった。
でも、私の幼い頃からずっと継続して育ててきた夢を追い続けて
精一杯やり切った日々は、今では宝物になっている。
これからは、久しぶりにアートを気軽に、もっと自由に楽しんだっていいじゃん、
と思ったりしている。

特に大学時代は、夢や目標をノートに図で書いていて。
そういう明確な目標をイメージしていたから
アートの道でのたくさんのご縁を引き寄せることができたんだろうな。

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