白い花

増え続ける温室効果ガスの排出

温室効果ガスとは、地表から放出される熱を蓄え、地球温暖化を招く気体の総称です。よく知られているのは、化石燃料の燃焼などで排出される二酸化炭素のほか、畜産などで出るメタン、化学工場や窒素肥料の使用が原因の一酸化二窒素、冷媒のフロンガスなどがあります。

…私たちが便利な生活をしている限り、温室効果ガスは増え続けるってことでしょうね。生活のどこかを工夫して減らせないでしょうか。

2008年から17年までの10年間に、世界の温室効果ガス排出量がほぼ一貫して増え続け、国連環境計画(UNEP)が「失われた10年だった」とこの間の地球温暖化政策を厳しく総括する報告書をまとめていたことが、分かった。パリ協定の温暖化抑制目標を達成するには石炭火力発電所の新設中止など思い切った対策が急務だと指摘している。
報告書によると、UNEPが世界の排出量の分析を始めた08年から17年までに世界の温室効果ガス排出量は平均で年1・6%増加し、17年には過去最高の535億㌧に達した。約10年前に「目立った削減対策が取られず、成り行きのまま排出量が増える」とのシナリオで予測された排出の伸びとほぼ等しかった。18年はさらに増えて553億㌧に上ったとみられている。


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