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由布院金鱗湖「Cafe la Ruche」・九州横断特急で南阿蘇「ペンションアンジェリカ」へ〜水と龍の旅九州編「うのこの滝」②

絶好のテラス日和♡由布院と言ったらここ!というか、私の行ったカフェの中でも一番好きな金鱗湖畔のカフェラリューシュ♪


思わぬ台風のお陰で(それちゃったけど〜)不思議な滝を目指すことになった話①


・カフェラリューシュのテラスは最高♪と金鱗湖伝説


台風のお陰で、11月に延期となってしまった九州旅だが、小春日和というより初夏ってなくらい。湖を渡る風が心地良い。

金鱗湖は湖と言っても池というほどの小さな湖。

「金鱗湖」という名前は、明治時代に 儒学者の毛利空桑という方が、飛び跳ねた魚の鱗が夕日に金色に輝いてたことからつけたそうだ。

もとは「岳本の池」(由布岳の下にある池)いう名前だったから、それまでは池だったのね。

さて、金鱗湖には、古来からの「龍伝説」がある。

由布岳の女神が命じて、巨人の神がもっと大きかった湖を蹴破った。そこに棲まう龍は、「どうか自分が居られるだけ残してほしい。」と懇願した。そして、この小さな金鱗湖が残った。

というような話だった。

金鱗湖だけに、金色の龍から来てるのかと思ってたけど、その二つは違う話だったのだね〜

でも、私のイメージでは、金色の龍がたくさんの魚や鳥たちと平和に暮らしている。そんな清々しくて平和な空気感がここにはある。

金鱗湖の底からは、温泉も湧いているので、寒い日だったら湯気が幻想的だそうだ。

湖に面したテラスからは、小さな鳥居が見える。これも明治時代の神仏分離で、お寺にあった鳥居がここに来たそうだが、湖の中に立てるというのも、龍と関係あるのだろうか?などと思いながら、優雅にランチやお茶を楽しむ。はぁ〜♪


この時は、まだ何も知らなかった。何度も由布院を訪れることになるのも何かの縁なのだろう。そんな歴史の話はおいおい…


・久大本線から豊肥本線「九州横断特急」と南阿蘇鉄道


さて、由布院までは、大分駅から久大本線で1時間ほど。ディーゼルだから、電線が無くて、景色が良く見える。

単線だから、ディーゼルが駅で待ち合わせをする時もあり、ボーっと煙を出したりするの愛らしい車体なのだ。

そして、いよいよ「九州横断特急」へ。大分駅へと戻り、今度は豊肥本線に乗り換え。

どんな列車だろうね?「九州横断特急」

と思ってたら、なんと「2両編成」

パーサーのお姉さんが乗っていて、JR九州らしいけれど、そうだよね、なかなかJRで九州横断しようなんて人少ないよね。

赤水・立野駅間でのスイッチバックとか、鉄にはうれしいローカル線の旅。

立野からは南阿蘇鉄道で「南阿蘇白川水源駅」へ。


そこから「ペンション アンジェリカ」さんのお迎えあり。


まさかこの時、3年後に大地震が来るなど、思ってもみなかった。

そして、被害の大きかったこの路線で、今に至っても、このコースを再現できることはできないことになるとは…

まだ南阿蘇鉄道は全線開通できていないが、今年は違う交通機関で行きたいと思っている。


・ペンション「アンジェリカ」美味しかった〜☆



台風のお陰で旅行が延びて、泊まることができた「また行きたい!」ペンション・アンジェリカさん。隅々まで行き届きいていて、手作りのコース料理は絶品でした。


翌朝、窓から薔薇色の山々の景色が♡


・「うのこの滝」は二つあった!



幣立神宮へ明日は行きたいとお話すると、高森のバス停まで送ってくださることに。そこから高千穂行きのバスに乗って行くそうだ。

「うのこの滝」についてお聞きすると、なんと二つあるという…

熊本県側と宮崎県側どちらにもあるのだそうだ。

写真で照合した結果、宮崎県側の「うのこの滝」だった。幣立神宮から何も知らずにタクシー頼んだら、れもんちゃんの見た「その滝」へは行かれなかったかもしれない。危なかった〜


続きます。


*注
カフェ、以前はこんな感じが、

今年行ってみると、コロナの影響で、メニューも少なくなり、飲み物もそっけない感じに。サービスもファストフード的。きっと人が来なくなって大変だったのだろうな。でも、残ってくれて本当に良かった〜☆美味しくいただきました♪



続きます〜


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