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【ホテルのAI×ロボット最先端?】恐竜がホテルマン?愛知蒲郡にある「変なホテル」宿泊レビュー

先日、愛知県蒲郡市にある「変なホテル」に宿泊しました。こちらのホテルは、世界初「ロボットが働くホテル」として、ギネスからも認定されているのだとか。

なんとこのホテル、人ではなく恐竜ロボットがホテルのチェックイン&チェックアウトを担当します。

「えっ?ホテルの受付に、人がいなくて大丈夫なの?」

もちろん、受付にはホテルマンの姿もチラホラ。ただ、一般的なホテルだと1つのホテルにつき、3~4人ほどの人員スタッフがいて、おもてなしするケースが多いのではないでしょうか?

こちらのホテルは、受付には1~2人ほどしかいません。朝に至っては、恐竜しか姿を見ることはありませんでした。(時間によっては、人員スタッフの姿を確認できるかも?)

恐竜を見て泣く子どももいるそうですが、このホテルの「売り」とのことです

確かに、ホテルの受付をロボットが行えば、その分人員スタッフを抑えることにも繋がり、人手不足問題の解消、人件費コストをカットして「売上」アップなどに役立つのかもしれませんね。(※ただの宿泊者ですが、売上や会社経営についてふとあれこれ考えてしまうのは癖というか、職業病です)

受付が「恐竜ロボット」って本当?

「変なホテル」では、人員スタッフがいた場合であっても、チェックイン&チェックアウトは恐竜ロボットが対応します。

チェックイン&チェックアウト担当の恐竜さん

受付時には、恐竜ロボットが「チェックインのお客様は、こちらのタブレットにて……」とお喋りをしながら案内してくれます。さらにクロークでは、ロボットアームが荷物の預かり担当も。

ホテルの案内は、恐竜ロボットだけではありません。なんと、ホテルで困りごとがあった時は、携帯からチャットAIシステムを使用して確認するというスタイル。

質問例も瞬時にチャットシステムから案内があるので、質問を考えるのが面倒な方、または電話で困りごとを確認するのが苦手な人にはいいのかも。

今回、最寄り施設の「ラグナシア」で開催されるイベントを確認したかったので、チャットシステムから確認してみると、なんとすぐに「ラグナシア公式HP」が登場。

ここで思わず、鈴木雅之の「違う。そうじゃない」という歌を思い出した私。(私は、地元のスタッフおすすめのイベントを確認したかった。)

確かに、公式HPで確認した方が手っ取り早いですよね。でも正直のところ、現地スタッフならではのおすすめポイントなどを、生の声で聴きたいという気持ちもありました。

今後、このようなホテルが普及していったら、現地のおすすめ情報をまとめたサイトがあらわれるのでしょうか?それとも、chatgptに「〇〇県のおすすめスポットを教えて!」と、旅行者が確認する時代になっていくのでしょうか。

ホテルの内観は?恐竜感はあるの?

ホテルのお部屋、建物はとても綺麗。恐竜はあくまで受付&ロビーのみで、部屋は一般的なオシャレホテルの内観といったところ。

ホテル内は、意外と恐竜感はなくておしゃれな内観

部屋内観は、全体的に温かみのあるブラウン×オレンジカラーのインテリア。ご飯もオシャレなコース料理で、こちらも特別恐竜感はありません。

夕ご飯はコース料理、朝はバイキング形式

ホテル内の食事は、夕ご飯はコース料理、朝はバイキング形式になっています。もちろんホテル宿泊に料理サービスを追加することも可能ですが、最寄りにはラグーナ蒲郡もあり、車さえあれば他にも食べに行くところがあります。

宿泊費をおさえたい場合は、夕食を「ラグーナ蒲郡」にするという方法もおすすめです。

ロボットホテルに宿泊して感じた「これからの働き方」

近年では、AIの進化が凄まじいですよね。IT業界のTwitterでは、chatgptなどAIの話題で持ち切りです。

ただ実際に、ロボット×AI技術を駆使したホテルに泊まった感想は、私自身が「人の声を聞きたい」と、より強く思ったこと。

AIの対応はスムーズで悪くなかったのですが、旅先では現地人なりのアドバイスを、生の声で聴きたいという気持ちもありました。そんな時に、もしかしたら今後は体験者の生の声、アドバイス、体験談が価値を生むのかもしれない。

AI×ロボットのサポートや対応の迅速さには感心した一方で、ふとそんなことをぼんやり思うようになったのも事実。これからの未来を見据えた上で、私自身もさまざまな体験を積極的に行い、noteやsnsを通じてシェアできたらいいなと思います。

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