命懸けは志がないと生きていけない
大好きな父が事故で頭を打ち、軽い記憶障害になりつつある。
これは現実のこと。
子供がいない私は両親に孫の顔を見せる事は出来ないが、孫がいない分両親といるときはいつも親子でいられる。
「アリスインワンダーランド/時間の旅」
で、
時間は戻せない。でも学ぶことが出来る。
という台詞が心に刺さる。
もし父の事故を時間を遡って防げたら、と思う。
でもそれはどうしても無理な話だ。
「アリスインワンダーランド」のように、
ファンタジーの世界に住みたい。
全ての生き物と話が出来たり、「時間」は「彼」だったり、身体が大きくなったり縮んだり、生き物と一緒に空を飛べたりもする。
そこではおかしな事を言ってもその話を広げてくれる人もいて、みんながどこか変だ。
生き残る為に色んな経験や瞬時の判断能力も必要だが、それが出来ないと酷い人生にならざるを得ない。
動物が服を着て冗談を言うなんて本当に楽し過ぎる。
何をやっても批判されないような、おかしなファンタジーの世界に住みたい。
そしたら父も楽しいだろうと思う。
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