90'sキッズは共感してくれるはずの話
サブスクで世界の音楽を気軽に聴ける時代、
Apple musicで何の難しさを感じずにダウンロードした音楽を
AirPodsをiPhoneに無線で繋げてなんとなく音楽を聴く。
何て便利な時代だろう。
しかし時々思い出す。
TSUTAYAに2時間くらい滞在して選んだCDをレンタルし、
幼い私は手こずりながらもiPodに曲を落としていく。
帰宅後わくわくしながらすぐにiPodに曲を入れる癖に、
レンタルしたCDは貸出期間2週間ギリギリに返却しに行く。
有線のイヤホンをジャックに挿し込み、
指でクルクルして曲を選ぶ。
音楽を聴きながらちょっと行きたくない習字教室に向かっているつもりが、
途中の公園で足を止め、聴いてる曲の世界へ現実逃避する。
最新の機能を使ってみたくて、iPodを振って曲をシャッフルする。
なんだか、趣がある。
なんだか、色々なモノや人とつながりを感じる。
決して古いものがよくて、新しいものがダメだという話ではない。
ただもう一度、2000年後半くらいのカルチャーを体験して
ノスタルジアに浸りたい。
と物思いにふける26歳アラサーの話。
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