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青い

隣の芝は青く見える。
他人と比べ自分に無いそれを羨ましく思う。
勝手に劣等感を抱き私なんて僕なんてと自己肯定感が低くなる。
SNS時代になってから他人の生活を垣間見れ比べられる世界になった。
そのおかげで得られる情報量も多くなったが得なくてもいい情報もキャッチ出来るようになってしまった。
それ故に自己肯定感という言葉をよく耳にするようになったのだろう。

だがひまわりが薔薇になれないように、人も他人になる事は出来ない。

同じ花でも種類の垣根は越えられない。同じ人でもその人にはなれない。
だから自分だけの花を綺麗に咲かせればいいのだ。

と言われても隣の芝は青く見えるものだから困ってしまう。

人は人自分は自分と割り切れるマインドになれたらいいのだろうけれど、そう簡単にはいかないのが人の心というものだ。

ただひとつ言えるのは自分が他人を羨ましく思っているように自分も他人に羨ましく見られている可能性があるという事。
他人も自分にはなれないという事。

そう考えると自分しか歩めないこの人生をどう生きるか、少しは自分軸で考える事が出来るのではないだろうか。


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