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ゆぴの10分日記

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帰り道の10分間で書く独り言のような日記。よわっちくても生きてるだけでえらいえらい!
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#ライティング

自信がないあなたへ何度でも言う、『あなたはすごい』

最近周りの友達がバタバタと闇落ちしている。 いや、闇落ちという言い方は正しくないな。仕事に疲れて心を病んでしまっている。 それで、あまりにもひどいので 『早くエスケープしなよ…!』 と言うんだけど、テコでも動かないんだこれが。 なんでかと言うと、大体鬱になってしまう人は、『完璧主義』な人が多く、完璧な理想の自分と現実の自分の乖離が許せなくてもがいているうちにだんだん病んでしまうそう。 自分はもっとできるはずだ、自分なんかが鬱になるはずがない、って更にがんばってし

北欧、幸福度が高すぎる

夏の北欧の好きなところ。 自然と利便性がうまく調和しているところ。 歴史的建築物が建ち並ぶなかに、トラムやメトロが走っている。少し歩けば世界遺産や博物館。 景観を損ねないようにしながら、便利な世界観を実現している。歩いているだけで楽しい場所。 みんなが昼間からお酒を飲んでいるところ。 ホリデーシーズンには、4週間もの夏休みが与えられるらしく、平日の昼間からみんなお酒を飲んでいる。 お店のテラス。港。芝生の上。思い思いの場所で。特に何をしているわけでもなく、ただ話し

みんな普通に緊張するものですよ??

これから登壇なのですが、バリバリに緊張してます。 月に一度ぐらいは登壇しているので、「いい加減慣れないの?」と思うかもしれませんが慣れねぇのだよ。 かれこれ1年ぐらいやってる車の運転だって、背筋ビシィッ!!と伸ばして前のめりで座るもんだから10分で肩凝り案件だよ。慣れない慣れない。 それでいうと取材だっていつもちょっと緊張してる。ちゃんといい話を聞き出せるかしら。ハッピーなムードで終われるかしら。変なこと口走ったりしないかしら。 そんなことばっかり頭に渦巻いてさ、もう

わたしは弟と業務連絡しかしない。でも、それでいい。

兄弟って不思議だ。育ての親ではないから恩義があるといったら別にそういうわけでもないし、「なんか気付いたら家にいて、一緒に行動するようになった」ぐらいの感覚。 「仲良しな兄弟」というのも存在するけど、うちの場合は全員内向的なので、たまの家族旅行でも各々好きな音楽を聴いていたりするし、近況も直接ではなくお母さん伝いに聞くことがほとんど。 最近、弟が家に帰ってきた。ただしくは、わたしが同棲を解消して実家でぬくぬくしていたところに、地方勤務していた弟が帰ってきた、という感じ。

自分を変えたいと思うとき、わたしたちは本を手に取る

ある日、わたしの化石化しているInstagram(投稿数 : 13)に取材依頼が舞い込んだ。 なんと日経WOMANさんである。四度見した。スパムかと思った。 というのも、わたしは社会人になってから今に至るまで、折に触れて日経WOMANを手に取ってきたからだ。 はじめて買ったのは社会人1年目のとき。ファッション誌や文芸・コミック雑誌以外を手に取ることは珍しいので、さまざまなビジネスウーマンたちが出ていることにドキドキしたのを覚えている。 そして、彼女たちのタイムスケジュ

今日、わたしは世界と繋がれなかった

たまにあるんです。 誰にも連絡をしたくない。SNSを開きたくない。っていうか繋がりたくない。そう思ってしまう日が。 「どこにいても連絡が取れる」というのは素晴らしい一方で、誰からの連絡を気にすることもなかったころを懐かしく思ってしまう。とはいえ10歳から携帯を持たされていたので、本当にはるか昔のことだけれど。 以前この記事を読んだときに、「メールとチャットアプリ〔LINEなど〕の着信通知は必ずオフにする」というハックを見て衝撃を受けた。 メールとLINEとSlackと

自由な国だからわたしが選ぶよ

やりたいことがあるのにうじうじとして一歩が踏み出せなかったり、今いる会社の不満を並べていたり、付き合っている彼氏の悪口を言っていたり。 そんなことはあまり珍しいことではないけれど、わたしはいつも「えっと、何と戦ってんの?」と思ってしまう。 というのもたぶん、わたし自身がこれまでに不自由さを感じることが多かったからだ。 親と喧嘩して家を飛び出して電車に乗ってピュンとどこかに行きたくても、カリフォルニア州のすみっこに電車は通っていなかったし、バスといえばスクールバスくらいし

「自分のための日記」は「誰かのため」になるのです

3年前からわたしの日記を読んでいるという古参の方からnoteという名のお手紙をもらった。 書いたものをすぐに公開できるようになったのって、割と最近の話である。 じゃあそれまで文章を書く人たちはどこで何をしてきたのかというと、やっぱりひとりで文章を書いていたのだろう。 今日は広島県生口島の瀬戸田にある平山郁夫美術館に行ってきた。 そこには日本の画家である平山郁夫さんが夏休みや冬休みのたびに描いていた絵日記が展示されていた。クレヨンで鮮やかに描かれた日々の記録。 まさか

フリーランスにとって夢のような国があるらしい

2021年に実家にUターンしてからというものの、めちゃくちゃフットワークが軽くなった。 「長崎はいいところだよー」と友人に誘われれば、「じゃあ行くわぁ」とその日のうちにチケットを取って飛ぶようになったし、今月だけでもすでに月の半分以上をホテルで暮らすことが決まっている。 何なら年末年始を実家以外で過ごすという初の試みもしていて、今もこの文章を京都で書いている。 「なぁんだ、行こうと思えばどこへだって飛べるんだな」と思えるようになった。本当にここ最近の話だけど。 そんな

もうこれ以上「ワガママ」に呪いをかけるのをやめてほしい

この記事を更新したところ、母からこんなLINEが来た。 自分が心地良い裏で、誰かが不快なこともある。難しいけど、ワガママとマイペースは紙一重。ワガママな人は、自分が1番可愛くて、自分のことしか考えてないから、きっと自分は幸せ。でも、ワガママな人と一緒にいる人は、疲れたり不快な思いをする。人との関係はそのバランスの取り方だと思うな わたしはこれに対して強く反発がしたくなった。 ワガママな人は、自分が1番可愛くて、自分のことしか考えてないから、きっと自分は幸せ。でも、ワガマ

「自分が心地よいと思う」自分になる

「自分の好きな自分でいたい」と思うのって割と当たり前のことのように思う。そりゃ、自分の嫌いな自分にはなりたくないじゃない。 でも、「自分の好きな自分」でいるために、理想の自分をついつい押しつけてしまいがちだ。 たとえば、「つねに笑顔でいること」とか、「毎日頑張る」とか、「人に何かを与えられるようになる」とか。 わたしもずっとそうだったからこそ、理想の自分との狭間でもがいて苦しむことがたくさんあった。でも、あるときふと気付いたのが、「ありのままのあなたがいいんだ」と言って

いつでもどこでも働き、いつでもどこでも休みたい

2020年から2021年にかけては「ステイホーム」ということもあって、とことん自宅環境を整えることにこだわった。デスクを購入し、モニターを購入し、便利家電を揃えて仕事に集中できる環境をつくった。 …というのもそうするよりほかなかったし、「おうちじかん」のハッシュタグをつけて自宅の内装を投稿しているアカウントにもちょっと憧れがあったので、インテリアにもこだわったりもした。 そんなわたしが今、「ホテル暮らし」という新しい試みをしている。 ホテル暮らしはまわりの友だちが結構や

アベンジャーズを観ようと思いつづけ、気付いたら29作品になってた件

まわりにね、いるんですよ。わんさか。 「アベンジャーズ好き」が。 で、わたしも「アベンジャーズ」とは知らずに『アイアンマン』を公開直後アメリカで観たのである意味最速で観ているんだけど、わたしのなかでは彼の物語はあの時点でおわっていたのよ。 でもね、あれが「アベンジャーズ」の始まりだったみたい。 アベンジャーズは観る順番がある。「公開順」と「時系列順」だ。初心者は公開順で観るのがオススメだとアベンジャーズ好きの友人に教えてもらった。 しかし、版権の問題でディズニーチャ

この世界は、ある程度の知識があったほうが楽しめるようにできている

昨年、宮沢賢治でお馴染みの岩手・花巻市を訪れた。 代表作は何となく知っていたものの、宮沢賢治童話村に足を踏み入れた瞬間、「アッーーー! これは、宮沢賢治作品を全部読んでいないと100%楽しめないやつだーーーー!!!!」と悟り、膝から崩れ落ちそうになった。 しかも幼きころの読み間違いゆえ、「イーハトーブ」のことを「イートハーブ」だと思い込んでいた。草食べてるだけやん。何やねんそれ。 とりあえず館内をじっくりまわってみたものの、「あぁ…名前は聞いたことあるけど読んだことはな