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「趣味」としての仕事の在り方

みなさんにとって、仕事とは何ですか?

…という謎の出だしからスタートするんだけどさ。あんまり考えたことがなかったので改めて考えてみたのよ。

はじめてやったバイトがカフェのスタッフで、慣れない接客と痺れる脚に耐え、ふたつめのバイトが事務でテンプレ文章作成にあくびを噛み殺していたので、たぶんそのころには仕事=耐えるもの、という印象があった気がする。

そこから営業を経て、「仕事ってそこまで嫌なものじゃないな」という印象に変わり、転職をしてからは「仕事って難しい」となり、最終的に「仕事って気合いを入れて自分に負荷をかけてがんばり、自己成長させてくれるもの」みたいなところに落ち着いた。

要するに、自分にとってラクなもの=仕事ではないと捉えていたのだ。

「息抜きに事務処理でもしよう!」みたいな感覚。

ところで、最近は仕事以外の修行が忙しいのであまり手がつけられず、その事実が自分を苦しめていた。あーーー仕事してない!!!って。

そしたら、友人が「いや、ツイートしてるしブログ書いてたじゃん」と言うから、「それはただの趣味」と返した。

すると、「ゆぴにとって仕事って何?」と言われたので、「気合い入れて頑張るもの」と返したら、「あなたは仕事を再定義したほうがいい」と言われた。

友人に渡された『働き方の哲学』という本によると、「修道としての労働」からはじまり、現代にかけて「成功者になるための労働」「自己実現のための労働」「社会貢献のための労働」へと移り変わっていた。

そしてポストモダン、近未来には「趣味・ゲームとしての仕事」とあった。

これじゃん!!!!!!これに近いじゃん!!!

まだお金のために働いている仕事もあるけれど、なかには趣味としての仕事が確かにそこにあった。

仕事は自分に負荷をかけるものだけではないのだと。

趣味だとしても、多少なりとも金銭やメリットが発生していたら仕事は仕事だと認めていいのだと。

そう考えると、結構毎日仕事をしてるのかもしれない。

自分で言葉の意味の幅を狭めないようにしないとな。





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