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ひとりが気持ち悪くなってしまった

最悪なことになった。

今日は、朝からわちゃわちゃと対談に同席した後、友人と一緒にカフェで黙って作業をした。

ノイズキャンセリング機能のついた、ハイテクなイヤホンを耳に固く押し込んで、カタカタカタカタ、忘れないうちに、対談の内容を編んだ。

そのまま3時間経って、友人がカバンに物を詰め始めたので、イヤホンを外して、「帰るの?」と尋ねた。友人は頷いて、「ゆぴの隣はものすごく作業が捗るね」と嬉しそうに言った。

わたしもなんだか満足して、そのまま作業を続けた。カタカタカタ。

おなかが空いたので、別のカフェに移動する。

特に理由はないけど、どうしてもお昼のうちに納品したくて、スピードを上げた。カタカタカタ。

おわった! ふと、顔を上げる。

カフェにはひとり作業をしている人がほとんどおらず、グループで盛り上がる人たちであふれていた。そりゃそうだ。ゴールデンウィークだもん。

端的に言うと、めっちゃ寂しくなってしまった。


もともと、ひとり行動は難なくできるほうだ。会社の休み時間は誰を誘うこともなく、ふらっとお気に入りのスンドゥブ屋さんで毎回同じメニューを頼んでいたし、一風堂にもひとりで行く。さすがにひとり焼肉はしたことはないけれど、大抵のことは自分で決めて、自分で行動してきた。

はずだったけど。

気づけば、ひとりが気持ち悪い。

最近誰かと一緒に作業会をすることが多かったから、そうなってしまったのかもしれない。

別に何も喋らなくていい。黙って本を読んでいるだけでも、寝ているだけでもいい。何もしなくていい。ただ、隣にいてほしいのだ。

これは困ったことになったぞ、と思った。

フリーランスとしてこれからますますひとりでやっていくことが増えていくのに、ひとりで作業するのが苦痛になるなんて!

絶望した。いやだ。ひとりでいたい。

この前、こんなnoteを書いたばかりなのにびっくりしちゃう。

「人間関係ってめんどくさいなぁ〜」と言いながらひとり自由にぷらぷらとしていたい。誰かがいないと生きていけなくなるような人になりたくない。人を信用したくない。人に期待したくない。人に裏切られたくない。

これはゴールデンウィークにいろんな人と会ってしまったせいなのか。

ううん、自立ってむずかしいね。

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