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ボロクソに救われた

今日はスタジオでボロクソに言われた。

声も出てないし、会話ができていないし、秒数を合わせるのに精一杯でセリフがこぼれている。下手。

端的に言うと、たるんでいた。

声優の勉強に本腰を入れるつもりで会社を辞めて、自分なりに稽古時間を増やしたつもりが全然足りていなかった。

いつもは大人数での練習なので「良かったですよ!」の言葉に甘んじて、自分はそこそこできるんだ、なんて安心していたけど一歩外に出てみたら全然だったのだ。

ボロクソに本音を言ってもらえて本当に助かったと思う。

このままじゃ、勘違い野郎になるところだった。

そして、いよいよボロクソに言われたところでまた火がついた。

手を広げるのをもう辞めようと。

今まで、自分に依頼されるのが嬉しくて仕事をたくさん抱えていたけれど、それじゃあ追いつかない。

何故って、もっと時間や余裕のある人たちが必死に食らいついて来ているから。

やはりどんなにあがいても時間はすべての人間には等しく与えられていて、割く時間が多ければ多いほど腕は上がっていく。

当たり前だけど、他の仕事に割く時間が多ければ多いほど稽古の時間は減ってしまう。

今しかできないことだってある。

仕事したい。(社畜)

でも、仕事しちゃダメかも。

等しく配られた時間の使い方を、改めて考えたい。

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