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ゴジラvsコング(21/07/03-04)

どーも! #見守り太郎です 。メジャー邦画の初土日興行だけを、興行収入を見守りたいから見守る記事を毎週お送りしております。

と言いつつ……今週は、250館以上での公開の実写邦画の新作がありませんでしたので、待望の洋画大作かつ、ゴジラとキングコングという日米の2大怪獣が激突する「ゴジラvsコング」を見守りたいと思います。

① 作品紹介

地球最大の究極対決。映画史上最も壮絶なバトル!! 最強はどっちだ!? とのこと。

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② OP興行

まずはこちらを確認します。

ゴジラvsコング

販売数:20万8,595席
座席数:134万9,294席
回数 :5,743回
館数 :267館

稼働率  :15.5%
平均キャパ:235席
平均回数 :10.8

続いて、こちらを確認します。

興行収入を見守りたい! との齟齬を修正すると、以下のようになります。2019年公開の「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」と比較します。

ゴジラvsコング

初土日興収 :4億6,400万円
初土日動員数:29万3,000人
実質座席数 :247万6,232席

★最終興収=(490館×235席×10.8回×11.8%×1,584円)×◯◯倍
ゴジラ キング・オブ・モンスターズ

初土日興収 :6億7,700万円
初土日動員数:47万9,000人
実質座席数 :199万1,015席

★28.4億円=(431館×291席×7.9回×24.1%×1,413円)×4.2

③ まとめ

「ゴジラvsコング」は、1館あたり235席キャパで10.8回を490スクリーンで上映、平均して100席あたり約12人を動員。「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」は、1館あたり291席キャパで7.9回を431スクリーンで上映、平均して100席あたり約24人を動員。

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興収比較で前作比69%、座席比較で前作比124%ということになります。

ポイントは以下の3点です。

ポイント① 同時期に洋画大作がなく席数増加!

ポイント② ご時世の影響からか動員は減少…

ポイント③ 前作の伸び率は僅か4.2倍!

順を追っていきます。

ポイント①

同時期に洋画大作がなく席数増加!

2021/07/03-04

*1 ゴジラvsコング★
*2 ザ・ファブル 殺さない殺し屋
*3 るろうに剣心 最終章 The Beginning
*4 劇場版 七つの大罪 光に呪われし者たち
*5 キャラクター
*6 機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ
*7 ピーターラビット2 バーナバスの誘惑★
*8 名探偵コナン 緋色の弾丸
*9 シン・エヴァンゲリオン劇場版
10 それいけ!アンパンマン ふわふわフワリーと雲の国
2019/06/01-02

*1 ゴジラ キング・オブ・モンスターズ★
*2 コンフィデンスマンJP
*3 空母いぶき
*4 パラレルワールド・ラブストーリー
*5 名探偵ピカチュウ★
*6 キングダム
*7 BTS ワールドツアー ‘LOVE YOURSELF‘ ロンドン公演 ディレイ・ビューイング★
*8 貞子
*9 名探偵コナン2019 紺青の拳
10 アベンジャーズ/エンドゲーム★

洋画ばかりでなく、同時期の競合作品が前回のほうが多いことがわかります。ゆえに今回のほうが席数を押さえやすい状況になりました。

ポイント② 

ご時世の影響からか動員は減少…

動員が前作の61%でした。通常シリーズ映画は前作の70%〜80%になることが多いなか、明らかに減少しています。ご時世の影響と言わざるを得ません。

ポイント③ 

前作の伸び率は僅か4.2倍!

この記事を書くに際して一番の驚きが伸び率の低さです。20億円以上の最終興収を叩き出すヒット作の伸び率は、通常、6.5~7倍以上はあるものです。では、なぜ少ないのか。それは、ゴジラファンあるいは怪獣映画ファンのパイが限られているから。しかも熱狂的で初土日に駆け込むため、伸び率が少なくなります。アイドル映画やハイエンドアニメも同じ傾向が見られます。

逆を言えば…

熱狂的なファンが一定以上いるなか、初土日が前作の61%ということは、まだ観ていないファンがたくさん残っているということ。彼らが初土日以降にきちんと劇場に足を運べば、前作越えも可能です。

久々の洋画大作! 果たして、行方は!?

以上、「ゴジラvsコング」でした。

なお、各用語に関しては、こちらからご確認くださいませ。

余談ですが……劇場で邦画「大怪獣のあとしまつ」の予告編が流れました。

この死体、どうするんですかね? こちらも楽しみです!

#見守り太郎



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