ビュッフェ

年明けに旅館に宿泊した。
朝夕ビュッフェスタイルの食事だったが、
ビュッフェほど内面が見えるものはないと思った。

なんでも山盛り持ってくる人。
あれもこれもと、皿いっぱいにぐちゃぐちゃに盛り付けている人をみると
うんざりする。
口に合うかどうか試さないの?
1回限定じゃないのよ?と思ってしまう。
お寿司のネタだけ食べてご飯は食べないで山積みにする人。
ひどいとネタだけ持っていこうとする。

ローストポークが新たに追加されたら、並んでいる対岸から手を伸ばし
山を築くように盛り付けていた人。
列先頭の方が親切に「ソースはこちらですよ」と言っても無視。
如何に人より多くとれるかだけ。

お節コーナーでは数の子を山ほど盛り付ける老人。
1つ二つ食べたら十分だろう。

ああいう人の心理は「みんなの分も持ってきた」何だろうな。
親切心でやってるのかもしれないが、ブッフェは好きなものを食べられるところにある。
要らないものは取らない。
一緒に行く家族も大変だなと思った。

歳を重ねると昔よりは食が細くなる。
お酒もそんなに飲めない。
少しづつ調整できるブッフェはいいが、気持ちが萎えてしまった。
食べ方が美しい人は育ちがいいなと思ってしまう。
人を不快にさせないことも大切な事だなと思う。
戒めにしよう。

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