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【CASE1.女の薄毛】寝てる毛を起こすのって大変ね(実践編①自宅ケア)

先日夫が「最近びっくりするくらい髪が増えたなあ」と私の髪を眺めながら言ってきた。
そうだろう、そうだろう。
ニマニマしていると、「大丈夫かこれと思ってた、正直ここ1年前くらいまで」と奴は続けた。
そう、本当に、私はハゲが深刻だった。
毎日鏡を見るのが嫌で嫌でしょうがなかった。
何をしても髪なんて生えない。
本格的にウイッグを検討しようと思っていた。
でも最近、ましになってくれてるのだ。
効果があったと思われる方法をここに記録しようと思う。
もちろん、人それぞれ原因などは違うので、あくまで私の場合ということで気楽に読んでいただけるとありがたい。


朝ですよー!起きてくださーい、毛さん!※毛沢東とかではない

原因にアタリをつけてみよう。

私の薄毛生活は、中学生から臭わせはあった。
でもちょっとしたチラリズムみたいなもんだったので気にもしてなかった。
そこから地肌をいじめたおし、挙句、私の毛髪は毛穴のなかにうずくまって、その心地よさを愛し、よーく眠るようになった。
起こしても起こしても目を覚まさない。
当たり前だ、毛穴の外へ出ていったらあらゆる化学物質をバシャバシャかけられるんだから。

薄毛に悩む私の日々はこちらを参考に↓↓

さて、女の薄毛、調べるといろんなタイプがあるようだが、私は「びまん性脱毛症」というやつだと思われる。
女性ホルモンの低下、加齢、抜けるというより寝ている感じ、全体的に軟毛化して全体的に地肌が見えるようになるという特徴、すべてに当てはまる。
対策は、女性ホルモンをなるべくキープしたり、ストレスを減らしたり、運動をしたりとだいたいどこのサイト記事にも書いているかと思う。

同時期に体重が増加しているので、原因は結局は、ストレス・食生活の乱れ・運動なんだと思う。
ただね。
今と1年前、そこまで変わってない。
運動頻度でいうとコロナ前はジムに行ってたから今より多いし、サウナとかでストレス対策は今よりできてた気がする。
でも今の方がハゲてないのだ。
運動やストレスと薄毛は関係はあるんだろうが、それを改善しただけで直るものなのかはよくわからない。
乱れに乱れた食生活をしているフサフサさんとか、いっぱい知ってるしな。


育毛剤とUVケアと私

これもある一種のコンプレックスかもしれないが、「母なので」あまり自分にお金はかけないようにしよう、という何かが私には、ある。
なので、基本安価なものから手を付けようとすることを踏まえてお付き合い願いたい。

ということで、友人知人に聞いた頭皮ケアナンバーワンは育毛剤だった。
と言っても、すでに重度コンプになってしまったため薄毛に悩んでいることが口に出せず、「髪を美しくするため」とか「カラーのもちをよくするため」という切り口でしか聞けなかった私のリサーチなので、若干違うのかもしれないが(そしてそんなチキンな自分にもため息が出てしまうのだった)。
フサフサさん曰く、「顔と同じ皮でできてるのが頭皮なんだから、化粧水とかUVケアとかすべき」とのことだった。
すごい説得力だ。
確かに顔にはバシャバシャ保湿するくせに、頭皮ってのは基本放置だ。
髪であったかくなってるしーと思ってたが、私にはその毛布のような髪すらないのだ。
もうひれ伏すしかない、そう思って髪にも使える日焼け止めと育毛剤を薬局に買いに行った。

結論は、そうだなあ。
悪いわけではないが、可視化できる効果は私は感じなかった。
もしかすると進行を遅らせてくれてたのかもしれないけれど、実感できるほどは何も変わらなかった。
あくまで私は「よくしたい」のだ。
目的はキープではない。
もう毎朝のスタイリングで撮影する頭皮でスマホのストレージを埋めたくないのだ。

しばらく使用はしたが、なんとなく頭皮がひりひりするのがいいのか悪いのかわからず、育毛剤はやめた。
UVケアは外出時、特に夏は必ず使うようにしている。
薄い頭皮には夏の直射日光がどんどん吸収される気がするからだ。

そして毎日のシャンプーを考えてみた。


シャンプーに頭皮マッサージを添えて

結論を先にいうと、自宅ケアはやっぱりこの2つ、「シャンプーとマッサージ」だと思っている。
「効果のある成分、保湿、血行促進」は薄毛じゃなくても美髪全体に有効だと思う。
ということはつまり、食生活も運動もストレスも関係する。
結局薄毛の原因は、前述したとおりこういう生活習慣と加齢によるホルモン云々と遺伝というところなんだろう。
それを中からでなく外から効かせるなら、シャンプー、マッサージ、UVケアとトリートメントによる保護ってところじゃなかろうか。
人によっては育毛剤をマッサージで使用し、効果を促進しているのだろう。

シャンプーは、市販品、通販といろいろ試したが、私は今行っているサロンでおすすめしてもらったもので落ち着いている。
高いやつだ。
しかも家族全員が使っているので、箱買いをしている状態だ。
なるべくお金を使いたくないにも関わらず、もう他に浮気ができないくらいになってしまった。
私の薄毛に直接効いているかは別にして、子供のくせ毛が少し落ち着き、傷みが減ったからだ。
守ってくれてるんだなというのがよーくわかったのだ。


毛って血液なんだってよ

ところで読者の皆さんは頭皮は何色だろうか?
私は赤みがあった。
これは正常ではないらしい。
健康な頭皮は青白いんだという。
赤っぽい私は、乾燥が進み、血行不良になっている頭皮だったのだ。
これを防ぐのは血行促進しかない。

髪の毛というのは血液から栄養や酸素を取り込んで細胞分裂をして、死んだやつだ。
なので極論、死んだやつに何をしても生き返らない。
生きてる間、つまり髪になる前が大事なのだ。
なので、潔く、今ご存命(死んでる細胞なのでややこしい)の髪はツヤを守り、これ以上ひどくならないことだけを考えてあきらめておこう。
これからの未来を考えてふかふかの土壌に耕すのだ、地肌を。
ちなみに本格ケアを初めてから半年くらいは、先は細いけど根本は太めとか、先端は白髪だけど根本は黒い毛とかがかなり混在していた。
本当に地肌環境が大切なのだと痛感したのだ。

赤い地肌は、つまり血液がうまく髪の毛のもとになる細胞にいかなくなっているということらしい。
乾燥というのも、血流改善で直ることがあるし。

で、だ。
うちの子どもがそうなのだが、極度の乾燥肌、特に頭皮の乾燥がある場合は、シャンプーによっては毎日する必要はないと思う。
シャンプーで油分を取りすぎる場合があるんだそうだ。
成分の良いシャンプーなら毎日しても乾燥しないかもしれないが、市販のものは人によっては必要な油分まで落ちすぎて地肌がかゆいとかフケがでたりする。
我が子はまさにそうだった。
一番大事なのは、3分の湯シャンだ。

女性誌などにも「しっかりお湯で流してからシャンプーをしてください」とかって書いているし、わかったつもりだったし、流しているつもりだった。
しかし、一回お風呂に時計があるなら計ってほしい。
私はよく洗ったと思って時計を見たら2分も経ってなかった。
銭湯で横にいるおばちゃんとかオネエサマとかも、意外と短いんだよ。
3分お湯で流すって、まあしてないのだ。

3分しっかり計れないなら、間奏まで覚えている3分以上の歌を口ずさめばいい。
とにかく3分お湯だけで洗ってみてほしい。
その際、シャワーヘッドはなるべく頭皮に近づける。
毛髪は私くらい薄毛でもそれでも多いので、水をはじく。
地肌まで水が案外到達していないので、地肌の汚れが取れないのだ。
湯シャン3分で、6割の汚れが落ちるらしい。
湯シャン後にシャンプーをする場合でも、半分以上汚れがない髪の毛かつ泡立ち抜群で心地よくシャンプーができる。
乾燥していたり、一日中家にいてスタイリング剤もつけてなくて汗もかいてないなら、シャンプーしなくても十分だと思う。

そしてシャンプーだ。
よく言われるように、爪で地肌を傷つけるのは論外だ。
指の腹で頭頂部に向かって地肌をマッサージする。
湯シャンで髪の汚れはほぼ取れているのでマッサージがメインだ。
スタイリング剤によっては取れていないこともあると思うので、髪自体も泡で優しく落とす。
ここまでは、既存髪の汚れ落とし&頭皮のケア。
で、これからは既存の髪への保護作業になる。
私のお高シャンプーは成分がいいので、シャンプーを少し揉みこむように言われている。
すでに死んでる細胞への表面のみのアプローチだ。
市販のシャンプーのときは、きつい成分で私の弱い髪を傷めてしまいかねないので揉みこみはしない。
シャンプーをしっかりすすいだ後は、トリートメントを揉みこむようにつけて体を洗う時間くらい寝かせる。
乾かすときも流さないトリートメントで既存の元細胞を守って乾かすが、トリートメント自体、髪の保護のためで地肌への効果はあまりないと聞いた。
なんなら地肌につかないようにするくらいで良い、とも。


自宅でしているのはこれだけだ。
もっとお金をかければいろいろ機械があったりするんだろうが、いたって普通のワーママなので、シャンプーで頑張っている感じだ。

だが、人ってのは良くも悪くも弱いものだ。
深刻に悩むと、あっという間にへそくり使う決断をするものなのだ。

そう。私は。

出会ってしまったのだ。
アレに。
出会ったらもう、離れられない――――。
トゥービーコンティニュード…





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