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20210720

実はこの数字のタイトル(西暦何年何月何日)は僕が大好きなバンド People In The Box(以下,ピープル)の波多野裕文さんのブログ記事を真似している。
#現在はどうなっているのか分からない

そんなことからピープルの話をする。大学生のときに軽音楽部に所属していた後輩から教えてもらったバンド。一言で表すと「変態」である。

ポップなメロディー。綺麗なサウンドと轟音の混じり合い。変拍子。そしてヨーロッパ(というかどこかの外国)を連想させる歌詞。3ピースなのに4人いるかのような演奏技術。

どれをとっても素晴らしい。

僕はピープルを知ってから他の音楽を聴くことが極端に少なくなった。というのも,ピープルの演奏が凄すぎて,他の音楽では満足できなくなってしまったからだ。

初めて聴いたピープルの曲は「完璧な庭」だった。

以下,歌詞。

「完璧な庭」
軋む階段 振り返る
謎を君はすべて解いた
ポテトの皮いっぱいのバケツ
欲望が顔をのぞかせてるけど

君の声はこの世界にない
子供らは森に消える

毎日、たった少し、ふたりは死んでいく
今日はもっと知りたいな 汚れた君のことを
めざめ、眠りを繰り返すだけ
そんなふたりの生態系

暇つぶしの公開処刑
水を打ったような静けさ
ようこそ亡霊の紳士淑女たち
欲望が顔をのぞかせてるけど

朝の鳥は世の終わりに鳴く

毎日、たった少し、ふたりは死んでいく
今日はもっと知りたいな 汚れた君のことを
めざめ、眠りを繰り返すだけ
そんなふたりの生態系

ほどいた糸のかわりに紡がれる
長い内臓や言葉 呼吸もぜんぷ
ほおらね 地球が震えて歌い出した
振るい落とされてしまいたいな

君の声はこの世界に

毎日、たった少し、ふたりは死んでいく
今日はもっと知りたいな 汚れた君のことを
毎日、たった少し、ふたりは死んでいく
あの狂った夏休みの君は
もう既に壁の向こうで
意思を固めた
僕はドアを叩いた


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