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アトピーで見えた世界






この文章出すの、少し怖かった
脱ステ頑張ってる人の足を引っ張るかもしれない
ただの逃げの言い訳、と捉えられるかもしれないってね。


でも逃げの言い訳と思われてもいいんだよね。
だって、これはわたしの人生なんだから。
誰に何を言われようとわたしの人生。
わたしがわたしの人生を逃げと言ってどうするんだ。




ステロイドを使うことで、今後効かなくなるかも…という未来への不安はゼロじゃない
だけど、どうなるかわからない未来、
誰もわからない未来を恐れ
苦しくて、苦しくて
今,笑うこともできなくて
外に出ること、人に会うことも辛い今を過ごすことは嫌だと思った

それに人にどう思われてもわたしは今回、薬に救われた。
ありがとうっていう気持ちが身体の内側から溢れた

たかが肌が元に戻っただけ(いや、元通りではない。まだかさつくし赤い)なのに

あぁ笑えてる。前を向けてる。って心が震えた。

それならこの気持ちで過ごした方が絶対いいって思えた。
この気持ちで毎日を積み重ねた方が、絶対いい未来を描けると思った




そしてね、この投稿をしてね、
あ、、わたし症状さえよくなればいい、ってことじゃなかったんだって気づいた。

症状を改善するためにサプリメントを勧めてもらったり、化粧品を勧めてもらったり
それらを使えば、薬を使わずとも症状は落ち着くかもしれない。
だけど、それだけだとわたしの中で
症状のある/なし、早くよくなること、症状が消えること、症状にこだわっていた,ってこと。

でも、今回思ったのは、
症状が出ている自分も◎とすること、ではなく、
『薬を使うと決めた自分さえ◎にする』ってことだった

薬を使う選択をした自分。
ここだ。ここが許しきれてなかったんだよ、わたし。
これに気づいた時、光が差した




わたしが発信をはじめたキッカケは
間違いなくアトピーだった。 

症状はデトックスという考え方に驚いたし
ステロイドではアトピーが治らないということは
かなりの衝撃だった
そして、日々の暮らしの中で改善していくという光も。


それを知った人たちは脱ステを決め、やり遂げ、様々な想いと価値ある経験を手にした
もう大丈夫。アトピーは薬なしでも治るという体験を手にした。

だから、わたしも乗り越えなくては。
ちゃんと実践し、成功した上で健康について語らなければ。と必死だった。
できない自分がカッコ悪くて情けなくて。

だけど、そればかりではないのかもしれない。
こうやってまだ症状に一喜一憂しながら
もがきながらも伝えられることがあるじゃないか?

スマートでカッコよくはないけど
アトピーだったから気づけたこと

何にも知らなかった世界から
ある日ガラリと世界の色が変わったこと



人の生きる土台
夢を叶える土台、夢を追える土台となる
命、身体、健康

これらは初めから与えられ、備わっている
身体の反応、感覚を知ることで
この身体のもつ素晴らしいさを
もっとたくさんの人に伝えたい
そして日常の暮らしがどれだけ影響しているのか


身体と暮らし

わたしはここに魅了された
アトピーだったから見えたこと
わたしだから伝えられること
ここで発信していきたいと思います

















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