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一日一食ヴィーガン 「きっかけ」となった本

一日一食の生活になってから、2ヶ月が経過しました。
その間に生活には様々な変化がありました。

変化」というものは常に起こっていますが、小さな変化にはなかなか気づきにくいものです。

それでも、願い続ければ、少しずつ目指す方向に進んでおり、気付いたときには大きな変化となっていることがあります。

そのような変化を楽しむことは、また幸せなことです。今回は、今の幸せにつながるきっかけについて書きます。

本との出会い

今の生活に至るまで、「食べること」に関するあらゆる本を読んできました。

  • 一日一食

  • 16時間断食

  • ファスティング

  • マクロビオテック

  • ナチュラルハイジーン

  • プラントベース栄養学

これら以外にも、食べる行為に関する本を沢山読んできました。
これらの本を読むことで「食べること」に対する新たな気づきがありました。

20代前半に難病の脊髄小脳変性症を発病して完治し、現在は鍼灸院と断食合宿を開かれている森美智代さんのこちらの本がきっかけでした。

「食べる」常識とはなにか?

一日三食しっかり食べることが健康に良いと言われて育ってきました。

  • 牛乳を飲んでカルシウムを摂る

  • 毎食、肉、魚などの動物性のものを食べて体を作る

  • 日本人は米を食べることが一番

一例ですが、このようなことが常識だと思って過ごしていました。

しかし、森美智代さんの本を読んだことでその常識に疑う様になりまいした。

森美智代さんは一日青汁一杯で過ごしています。
森美智代さんの難病の治療をしていた甲田光雄先生の患者には一日1000カロリー以下で過ごしている方が大勢いたとのことです。

それは、それまで持っていた私の常識が崩れていくように感じました。

私だけではないことに気づく

常識では基礎代謝を下回る摂取カロリーだと、どんどん痩せ衰えるはずです。しかし、それより少ない摂取カロリーで過ごしている方が世の中にはいる。

摂食障害であるなしに関わらず、「食べること」に世の中は振り回されている
ことに気づきました。

私だけが「食べること」に問題を抱えているわけではない。

そう気づけたことは、自分のそれまでを振り返るきっかけとなりまいした。

「食べること」を振り返る

幼少時代から食べることが好きで、小さい頃にはすでに太り気味でした。

成長と比例し、体重も増加していき、太っていることに注目される用になりました。
それが嫌で、その気持ちをごまかすために、更に食べる。
この悪循環が続いていました。

そのうち、太ることが怖くなり、食べた後に吐くようになりました。

気づけば、私にとって「食べる」という行為は「辛いこと」となっていました。

食事のコントロール

太ることが怖い。
だけど食べてしまう。

いっそ食べないほうが良い。

そうは思いつつも、「食べないと死ぬ」という意識に押されて、食べることに走ってしまう。

コントロールできない。

「自分はなんてだめなんだ。」

長い間このような状態で過ごしていました。

「食べること」への価値観の変化

「食べなくても生きている人がいる」

この事実を知ったことで、私は「食べること」への価値観が変わりつつあることに気づきました。
そして改めて、「食べることが辛いない食べないくていい」と思いました。

摂食障害の状態が続く中で、既に辛い状況にありました。

この苦しみが続くなら、怖がらずに「食べない」に挑戦することに価値があると思い始めました。
食べなくなることで苦しみから解放される可能性を希望していました。

食べなくなることで苦しみから解放されるのでは、と希望を抱き始めました。

「食べないこと」での解放

最初から完全に食べないことは難しいと考えました。

そこで、まずは1,000kcal以下で過ごすことを目標に生活してみました。

食べる量を減らしていく過程は簡単ではありませんでした。

食べたいという気持ちに負けてすぐに食べてしまうこともありました。

何日、何週間、何ヶ月と少食生活を続けても、また元の沢山食べて吐く生活に戻ってしまいました。

ただ、唯一続けていたこと。
それは「思い続ける」ことでした

沢山食べる生活に戻っても、「いつかは食べなくなる」と信じていました。

そして、進んでは戻るを何度も繰り返しました。

そのような過程を経て、準備が整った時、過食嘔吐の日々から解放される「時」が訪れました。

一つの失敗に悲観するのではなく、諦めずに前を向き続ける。
これもまた、森美智代さんの本から学んだことです。

摂食障害ではなくても、森美智代さんのこちらの本はそれまでの自分の生き方を振り返るきっかけを与えてくれます。

良い本に出会えたことに感謝です。


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