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アイデンティティ

お久しぶりのnoteですねこんにちは。
今日はアイデンティティについて書きます。
その前にちょっぴり近況報告。

私は双極性障害とASD持ちです。
最近、病状が少しずつ変化してきました。
薬が効き始めたのでしょうか。気分の浮き沈みが少なくなってきました。(相変わらず月経前は落ちますが。。)

ASDに関しても、自分との付き合い方がわかってきました。なんとなく。

まあ、春休みだから調子がいい気がするだけなのかもしれないけど。

良くなってきて、嬉しい!よかった!と思うと同時になんだか不安な気持ちになることがあります。
今日はそんな話をしたいです。

大学に入って、躁うつの薬を飲み始めてから、少しずつ少しずつ良くなっていく過程で、自分の本来の姿が見えてきました。

中高時代は私は変わり者で、メンタルもボロボロだったのでみんなから腫れ物扱いされていましたが、大学では友達ができ、それなりに楽しく過ごすことができています。

その中で、私は意外と優しい子なんだということ、意外とお茶目なんだということ、意外と笑顔が素敵なんだということを知りました。(これは周りから褒めていただいて自分で自分に言い聞かせている私の長所です)

こうやって良くなっていくことは、自分らしく生きることに繋がると思います。

でも、でも。

私は、中学生のころからずっと精神的な苦しみを抱えてきました。

中学でいじめに遭い、リストカットが始まり。親に半ば無理矢理に連れて行かれた精神科で発達障害だろうといわれました。うつ病と診断され、抗うつ剤を飲んできたが効かず、病状は悪化するばかりでした。

高校もずっとそんな感じで、苦しくて、たくさん泣きました。たぶん、生まれてから現在までの21年間で、普通の人が一生に流す涙の量の5倍は泣いてる自信があります。

とてもくるしかった。何度も死にたいとおもった。

でも同時に、この精神的な苦しみが、私が私であることを意味していると、感じていたと思います。

人よりも苦労して、苦しんでいるということ、そのこと自体が、私のアイデンティティとなっていると、最近そう思います。

うまく言えないけれど。

私はみんなとは違うんだ、という気持ちに、どうしてもなってしまうような気がします。

だから、最近調子が良くなっていることで少し拍子抜けしてるというか。
私から精神的な苦しみを取ったら、一体何が残るんだろう。そう思って少し虚しくなります。

そんな感じで、今、混乱しているのだと思います。病状が良くなるといいことがある。きっともっと自分らしく生きることできる。でも、なんだか怖い。自分がこれまで大切に守ってきたものがなくなってしまうようで。

この葛藤を乗り越えることが、私にはできるのでしょうか??

続く

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