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僕の歩く場所には、音も、色も、誰もいなくて。
進んだ先に見えた光「あれ、ここ何処だっけ」て。

陰を潜め生きて、楽で、雑で、不穏な世界で
足を揃え皆が歩くのは不確かな現実(いま)で。

目を開いて見えた世界と目を閉じて無くした思いと。
歩き続け生きる代償も 
よもや夢。

今を嫌って逃げて震えている、
黄泉(よみ)に沈む手足に。
舞い込む光の一寸よ 舞い上がれ。
青い夜に咲く大輪の赤い華、乱れゆく真実に。
振り返り手を伸ばした。

指先に残像。



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