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豊かさの再定義:選択肢の多さから質へ

ビュッフェって情報社会ではノイズ??

現代の社会は、選択の自由が増える一方で、その中で「本当に必要なもの」や「本質的な価値」を見極めるスキルが求められる時代となってきている。

この変化は、過去の学歴や所得による人生の選択肢の制約とは一線を画している。例えば、かつてはビュッフェが選択の自由を象徴する贅沢として捉えられ、多様性が豊かさのシンボルとなっていたと思う。(個人的見解です)

しかし、最近の先進的な外資系ホテルの朝食の選択肢の変化は、質の高い一皿を提供することが新しい贅沢となってきていることを示している。

カラフルに豊かさを感じる時代は終わり?


この考えをブーケのデザインに当てはめると、ヨーロッパでは一つの花の美しさを強調するシングルブーケが受け入れられているのに対し、日本ではなぜ複数の花の組み合わせが主流なのだろうか。
これがヨーロッパの美しさ。↓

このモリッとしてるのが色っぽい

一方で、私にうつる日本のブーケの印象はこちら↓

コチャっとしている


もし、一つのブーケに多種多様な花が詰め込まれていることが豊かさの象徴として捉えられているとしたら、令和の時代に新しい美の形としてシングルブーケが認知されることは、選択肢の質を重視する新しい価値観を反映していると言えるだろう。

しかし、日本のブーケデザインの背景には、生け花のような独自の伝統や文化も影響している可能性が考えられる。これらの要素をどう組み合わせ、新しい価値観に合わせてブーケデザインを進化させていくかは、これからの課題となる。

これから考えたいことは、日本にどうやってシングルブーケの美しさを浸透させていくか。


ごちゃごちゃに感じるのは、私だけ!?







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