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被爆した、第五福竜丸(社会科見学)

都立第五福竜丸展示館に行ってきた。
原爆ドームは広島にある。なかなか遠くていけない。
でも、やっぱり子供達には目で見て、現実のこととして捉えてほしい。
東京で言えば、「旧日立航空機変電所(東京都東大和市)」または「第五福竜丸(東京都江東区)」が代わりになるんだろうか・・・
ということで、実際に行ってきた感想は
・小学6年の娘は、被爆した人の健康被害を見て涙していた
・小学2年の息子は、TNT(トリニトロトルエン)の何倍の威力という記述に盛り上がっていた
・私はこんな小さな船で大海原を渡り、よく分からない間に被爆した心痛を考えた
でした。
娘との話し合いで「すべてのことを体験できないけど、被爆した人のことその家族のことを想像する、想像力が大切。想像とは突拍子もないことを考えつくという意味もあるけど、相手の気持ちなどを思いやる想像もある」と伝えました。

私が思う対象年齢:小学校高学年から
オススメ度:★★★★★
見学後、夢の島公園と植物園で散歩してリフレッシュできる




都立第五福竜丸展示館
URL:http://d5f.org/
住所:東京都江東区夢の島2−1−1、夢の島公園内

第五福竜丸第五福龍丸、だいごふくりゅうまる)は、米国ソ連核兵器開発が急進展した冷戦時代に、アメリカ合衆国ビキニ環礁で行ったテラー・ウラム型水素爆弾実験により、多量の放射性降下物(死の灰)を浴びた、乗組員23名の遠洋マグロ漁船。無線長久保山愛吉(くぼやま あいきち、1914年6月21日生)が、被爆した1954年3月1日から約半年後の9月23日に死亡した。政府調査によれば同時に被曝した船が1422隻あった(ウィキペディア)。

展示内容(http://d5f.org/
◆第五福竜丸の被災
◆乗組員の健康被害
◆原爆マグロと放射能雨
◆原水爆禁止を求める声
◆福竜丸以外の被災船と汚染の広がり
◆マーシャル諸島の被害
◆世界の核実験
◆核関連年表
◆ラッセル=アインシュタイン宣言

用語の解説:想像
[名](スル)実際には経験していない事柄などを推し量ること。また、現実には存在しない事柄を心の中に思い描くこと。「―をたくましくする」「―上の動物」「縄文人の生活を―する」「―したとおりの結果になる」(goo辞書)

併せて理解を深めるオススメの本
・わすれないで―第五福竜丸ものがたり (絵本のおくりもの)


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