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望んだはずの妊娠なのに

夫と結婚して、年齢的にもそろそろ産まないとなぁとか、子供産んでみたいなぁとか、世間体とかも考えて、子供を望んだ。
理由は正直、最低。
本当に子どもがほしかったのか、結婚したからつぎは子ども!と考えたのか、正直わからん。
今思うと子どもを持つというのはかなり責任が伴うことなのに、浅はかな覚悟で妊活に踏み切ったように感じる。

けど、幸運なことにすぐに子はきてくれた。
さらに幸運なことに、とくにトラブルもなく妊娠生活は過ぎていって、あっちゅーまに正期産に。

出産が近づくにつれ、今までなかった変化がでてきて恐怖心はMAX…。
お腹の中でもちょもちょ動いてる我が子がいるのに、産むのをやめたいとすら思ってしまう。

出産の痛みに耐えられる?
そもそも生きて帰って来れるんかな?
生まれた子どもを本当に可愛いと思える?
てか、私に産めるんかな?

前駆陣痛みたいなものも来始めると、本当にいよいよに感じて。
ずっとネットで出産や陣痛について調べちゃう。
レポを読むたび恐怖で、「痛みに弱い私でも産めた!」の文言に「痛みに強い 基準」なんて調べたりして。笑

とにかく出産が怖い。
内診すら怖くて仕方ないのに、すでに推定3,000gをこえるデカめの赤ちゃんを産めるのか不安で仕方ない。

始まった陣痛はいつかは終わる。
わかってても、未知の痛みを想像して不安で仕方ない。

「赤ちゃんのほうが頑張ってる」
それもわかる。
てか、きっとそうなんやろうな。

そもそも、約10ヶ月一緒にいたのに自分の子どもというよりは未知の生命体くらいの認識な私も、母親としてやばい気がする。
そのせいで、「赤ちゃんのほうが頑張ってる」って言われても…ってなってる最低な母親。

でも、ふたりとも無事でいたいよ。
あなたの顔を見て、あなたを可愛いとおもいたいよ。

我が子よ、安産で、できるだけスピード感のあるお産にしようね。笑
一緒に頑張ろうね。


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