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富田林

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南河内の富田林市の情報を格納します。
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記事一覧

丘の上 遠くに見える 山眺め 視線落として 見るツツジかな

地図を見たら平面である。だからそのまままっすぐに歩けるものだと錯覚した。実際には立体があ…

五月晴れ 緑の壁の 公園に 要塞ごとき 想像歩き

五月晴れ、家から近い場所を歩く散歩の途中。特に珍しいものもない住宅地を歩く。いつものよう…

有名な 作品を見た 親子連れ 思わず笑顔 黄金週

子ども向けの劇があると聞いてきた。それは前から知っていたが、私自身は行った事がなかったの…

皐月前 大きなタンク 眼前に 真下広がる ツツジ群生

GWの前半戦の最終日のこと、このルートは仕方がなかった。バスが通る道ではない。バスがなくて…

難解の 地名を歩く 春の空 何もなくても 歴史ありけり

春空が広がるある日、近道を見つけた。上りになっている坂を歩いていると、電信柱に貼ってあっ…

公園の 緑イベント 皐月前 植木選ぶか なす親しむか

チンパンジーの置物の横には牛糞が置いてある。皐月を前にした今日の公園は緑のアウトドアイベ…

池の上 今年も眺め 大藤を やはり遅いか 野生の姿 

「確かこの辺りだった」昨年に続きある場所に来た。そこには野生の大藤が見られる場所がある。池の上に幕のようにぶら下がっていた大藤を昨年初めて見つけた。藤の花と言えば公園などの藤棚のイメージがあるのに、棚もなく自由気ままに成長した木から見える紫の花には、記憶に残るほどのインパクトがあるのだ。 山に向かう道路の横、段々畑のようにため池が続く。その中にいったい誰が藤をぶら下げて見えるようにしたのだろう。今年もそこに大藤の姿を見た。 だが、そこでひとつだけ「やはりか」と感じたのだ。今

気になりし ようやく行けた 卯月の日 絶景映える 一本の木に

「あれがか!」思わず息をのんだ。ずっとこの日を待っていた。あれが気になったのはいつの日か…

卯月から 一足早く 泳ぐ鯉 風になびけば 生き物のよう

「しかしさ、世間より動きだすの早くねえか」 「ええ、真鯉、上から何を言ってんの!」 「ああ…

卯月朝 客を待ちつ 開店日 好きが高じて 夢を実現

開店時間まで刻一刻と迫って来た。シャッターの前に歩く、後はこれを上にあげてしまえば店がオ…

歴史人 同じ桜を 見たのかと 末裔人も そう思うかな

出かける前にネットを見るとある歴史上の人物の末裔の人が紹介されていた。歴史の教科書で出て…

江戸の絵と 西陣織を 見る春に 文化と歴史 少し学びて

「何か面白いものがないのか」と、近くのホールに行くと、いきなり見つけた。江戸時代の有名な…

定番の 春のイベント 待ちわびて 三回目にて さらに大きく

写真を整理していると、食べ物の写真が出てきた。「美味しそうだ」思わず口走る。同時に空腹感…

リハーサル 袖から見える 春舞台   緊迫感も 楽し思いに

ある舞台の手伝いに来た。作業の細かいことは横に置き、大きなホールのリハーサルの様子が見られるまたとない機会だ。それも春舞台に立つのはプロではなくアマチュア、それも初めて経験するという体験教室の発表の場という。つまり演者が初めて尽くしで不慣れなのだ。 別に演者でもない単なる手伝いなのに、演者が緊張している様子は舞台の袖からも良く伝わる。まだリハーサルだが、同じ日の数時間後に本番を前にしているからすでに緊張しているのだろう。緊迫感という言葉にふさわしい張り詰めた空気が関係のない