見出し画像

春空に 誘われ音の ステージへ 活用なれば 返し断捨離 

部屋全体を見たとき、まだまだ自分の断捨離はまだうまく行っていないようだ。
その時、以前聞いたことを思い出した。近くにある古い広場や野外ステージを取り壊して企業用地に売るのだという。「それもある意味断捨離なのか」と、ふと考える。
そんなことを思ったら取り壊される前に、もう一度見ておきたいと思って、外に出てみた。

「音が聞こえる」野外ステージで何か行っているようだ。離れたところから演奏が聞こえる。音に連れられてその場所に行って見ると、中央のステージで演奏をしている人がいた。周りには人が思い思いに座っていてみんな静かに音楽を聴いている。

晴れた日に聞こえる音楽は素晴らしいと思った。3月だが春空が広がっていて、太陽が照っているためか寒さがあまり感じられない。中央のステージではさらに盛り上がっている。とはいえ誰が見てもボロボロのステージだ。椅子の部分で、すでに剥がれているところもある。取り壊して断捨離の対象になるのはやむを得ないのかもしれない。「ということはもし、取り壊されて活用されたら、お返し断捨離になるのかな?」そんなことが頭の中に浮かんだ。

春空に 誘われ音の ステージへ 活用なれば 返し断捨離   
(はるぞらに さそわれおとの すてーじへ かつようなれば かえしだんしゃり)

今回は、毎週ショートショートnoteの企画に参加して短編小説を書きました。(お題:お返し断捨離)
今日の記事「河内長野にある赤峰市民広場野外ステージ」を参考にしました。

#短歌
#今日の短歌
#小説
#イベントレポ
#毎週ショートショートnote
#お返し断捨離
#野外ステージ
#赤峰市民広場
#河内長野
#南河内
#奥河内

この記事が参加している募集

イベントレポ

今日の短歌

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?