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【バイロンヨガセンター】(英語)陰ヨガコース体験談

5日間の陰ヨガ講師育成コースが始まった。

【陰ヨガ】運動量の多い「陽」のヨガに対し、筋膜に働きかけながらポーズを保持し、関節の内側からアプローチするヨガ。ひとつのポーズで通常3〜5分は保持するため、瞑想に近い感覚が得られる。ルーツは、中国の思想「陰陽五行思想」。さらに興味ある方は、こちらから。

仕事は休みをもらって、朝6時〜夜8時まで、5日間で50時間のトレーニングを受ける。

私はどちらかというと休憩なく動き続ける「陽」のスタイルが好きなので、逆転のポーズなどを汗だくで練習していることが多い。

しかし、今回は静かに止まる「陰」の特訓を受ける。

実体験から「陰」ヨガの効果を感じ更に深めたいと思ったから。

これから5日間一緒に受ける20数名のクラスメイトとオープニングサークルから始まった。

先生が「この5日間はstillness(静寂)がテーマとなるので瞑想から始めましょう」とスタートを切る。

長期ヨガ旅から帰ってきたベテランの先生の心地よい瞑想ガイダンス。

空気がしまったところで、お互いの自己紹介。

横の人とお互いの名前/所在地/出身地/ヨガの経歴/好きな陰ヨガのポーズを質問し合い、相手のことを全体に向けて紹介するという流れ。

とにかくゆっくり行うヨガなので、年齢層も高く白髪の女性もちらほら。

ヨガキャリアが長い人も多く、学びを深めにきたそう。

普段このセンターで先生として働く2名もクラスメイトとなった。

そして、97%がオーストラリア出身で驚いた。

後の3%は、アメリカ、ギリシャ、そして日本の私。

ここの学校はヨーロッパ等からの英語ノンネイティブも多いので何人かいるかと思っていたが、よし頑張ろうとなったのは言うまでもない。笑

ベテラン先生からの陰ヨガ、続いて、寝たまま行う究極のリラクゼーションと言われるヨガニードラを受けてこの日は終了。

そして、気づく。

静止することの難しさ。

休憩なく動き続けるヨガをしていると、次々変わるポーズに集中するから、気づけばあっという間に90分経っていることが多い。

ただ陰ヨガはポーズを少しずつ変えながら、静止する。

心がざわついていると集中できない時もあるし、途中で寝てしまう人もいると思う。

前に進むことが絶対に正解でもなく、その場に止まることが必要な時もある。

私にとっては前に進む方が簡単で、止まることの方が難しい。

先日、休憩なく動きを続けるVInyasaクラスに行った時のこと。

その日は小雨が降っていて、30分かけて自転車でスタジオに向かった。

1クラス90分、最初から最後までキツい流れを組む先生のクラスだから、今日もやるかーと気合いを入れて行った。

すると、その日は陰ヨガから始まった。

なんと心地よいこと。

雨で心までどんよりしていた生徒の心を読んだかのようなクラス構成。

陰ヨガで心を落ち着けた後に、少しずつペースをあげて行き、終わった後はいつも以上に心がすっきりしたのを覚えている。

太陽が「陽」なら、月は「陰」

白色が「陽」なら、黒色は「陰」

動が「陽」なら、静が「陰」

陰と陽どちらかに偏るのでなく、補ってバランスが整うという考え方。

この数日間でどれだけ学びを深められるか、納得するまで吸収したいと思う。


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