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8月20日 Audible覇権の予感。今日買ってきた本は「キリング・ヒル」

エックスあるいはツイッターやってること自体が恥ずかしくなってきた。
誰かが言ってたけど、だらだら続けてるSNSをバッサリ切ると、ダメな彼氏を振った時ぐらいスッキリするらしいよ。潮時だー。

海外ミステリーの大作、グレートサークルを買おうと思ったら田舎では書店に並ぶのが2日遅れらしくて、たまたま 表紙がいい感じだったキリングヒルというのを買ってきた。

いまジャケ買いってどれくらいの人がしてるんだろう

本を読み上げる Audible が調子いいと聞くけど、その本屋に置いてあった100分で名著の冊子で、ロシア文学の亀山郁夫先生が、宮部みゆきの模倣犯 Audible 版を名著に推薦していた。このサービスは忘れられていた名著に再び命を与えると絶賛。

ただで読めるもの見つけると嬉しい

日本では声優人気もあるし、通勤、トレーニングをしながらでも聞けるし、 Audible は思ったより早く一般化するかもしれん。

周囲の人から何を聞いているかわからないのもいい。海外ではブックカバーが少ないが、日本人は自分の趣味嗜好をオープンにしたがらない。
欧米人がアニメキャラがどーんと描かれた T シャツを普通に着ている一方で、日本人は、わかる人同士にしか分からない隠れキリシタンの符号みたいに、日常的に使うものにこっそりアニメグッズを忍ばせる。
そういう日本人気質とAudibleは合うかもしれない。紙の本需要につながれAudible。

ところで亀山郁夫先生は模倣犯を聞いて、罪と罰を思い出したそうだが、たまたま買ったキリングヒルも罪と罰を思わせる作品らしい。
きのうはYouTubeでハリウッドザコシショウがドストエフスキーのモノマネをしていた。
なんだ、罪と罰も流行ってる?

読んでくれてありがとうございます。 これを書いている2020年6月13日の南光裕からお礼を言います。