素晴らしい落ち葉と諸行無常🍂

因島ビッグビーチの奥地

そろそろ始まる夏野菜の種まきに向けて、農家の準備は始まっております。

僕は畑をするときに必要な資材を極力自前で用意したいという癖(?)があるんです。

まあもう良い加減にして金かけるところはかけていこうぜって自分にも言い聞かせるんですけど、
言うことを聞きません。
僕が。

普通は種をまく土。
ポットに入れて苗を育てる土って買うものなんです。

しかも質を気にしだすと結構高い。

なんかどこかに良い土落ちてないかなとずっと探していたんです。

ありました。因島ビッグビーチの山の農道脇に。
大量に落ちている落ち葉🍂
そしてその下に眠る何年も前からそこにあるであろう腐葉土さん。

このビッグビーチ腐葉土スポットを一昨年?見つけて以来ここで毎年土を頂いています。

道路も綺麗になるし一石二鳥。

いつも思うけど、僕はこの何年もかかって道路とその側溝に溜まった見事な腐葉土を一瞬にしてコンテナに移し替えて持って行ってしまうわけです。

見事に一方的な搾取。
「頂きます」と、どれほど上品な言葉を使っても結局は搾取!

なので気持ちだけでも、腐葉土を搾取した場所には落ち葉をかき集めて上から被せています。なむなむ。
山神よ!祟らないでおくんなまし!

搾取後も綺麗に落ち葉を被せる。

今年はクヌギの落ち葉も道路を埋め尽くさんばかりに落ちていたので、憧れの踏み込み温床もやってみたいと思います。

踏み込み温床っていうのは、苗を育てる時に落ち葉と米糠を発酵させてその発酵熱で高い温度を確保するってやつね!
超アナログなので避けて来たのですが、ついに今年やってみようと思います。楽しみ!!

アイランドボーイの憂鬱

はい。ごぶさたー!!!
あの大人気コーナーが帰ってきた!!
誰が待ち望んでいようが無かろうが関係ない!!

アイランドボーイのこの僕に憂鬱がある限りこのコーナーは続く。

さて、みんなはポッドキャストでラジオなんかを聞くことがある?

農作業をやってると体は動いてるけど頭は働いてない。
なんていう時が結構ある。

まえはお気に入りの音楽を聴いていたんだけど、意外とこの選曲が難しい。
好きな曲だけど今聴きたくない。

ノリに乗ってたのに変な曲来てペースダウン。みたいな感じで逆に音楽に左右されるようになって来た頃。

そんな時にポッドキャストに出会ったのでした。

ニュースから下ネタまで、プロから素人まで数々のラインナップを誇るポッドキャスト。

その中でも最高峰は、やっぱり!

「ブックブックこんのちは」なんだよね!!!

まじ?え?
知らない?
うそでしょ?
有名だよ?
みなと組も取り上げられてるし?
有名じゃん!

「ブックブックこんにちは」は2人の書店店主がリスナーのお題に沿っておすすめの本を紹介してくれるという番組なんだけれども、

毎回とても気になる選書と、初回から変わらない微笑トークが魅力。

それじゃあなに?ただ聞き流せる無害な番組ってこと!?

そうじゃない!!!

やっぱり本のプロなお二人が本について話をする番組だから、不思議とその本を読みたくなる語りだったり、本への愛を感じるかっこよさもたっぷりです。

そう。だから毎回「ブックブックこんにちは」で紹介された本が気になって買いたくなるんです。

でも札幌と東京の本屋さんにはなかなか行けない!

かと言ってネットで買うのは芸がない。

そうだ!因島の本屋に行けば良いんだ!
地元を盛り上げよう!

と思った僕は本屋をGoogleマップで探した。

何件かヒット。なんとなく大きそうな所に行ってみた。

初めて個人商店の本屋さんに行ったかもしれない。

まあ見つからない。

お目当ての「ブックブックこんにちは」で紹介されていたあの本。
全然ない。

本屋さんに入った瞬間に分かる。

なぜかって?
だって雑誌は全て面陳列。
小説はほぼ時代小説。
店の1/4を占めるアダルトコーナー。

なんというガラパゴス的進化を遂げた書店だろう。

島の需要に合わせた結果がこうなのか、はたまた店主の趣味なのか。

いずれにせよこの島でお目当ての本が見つかることはない。

今度「ブックブックこんにちは」に「島でも買えそうな本」というお題でメールしてみようかと思う。

その回はぜひみんなも聴いてみてね!

追伸
現代農業、野菜だより、Voiceは置いてあるので僕は大好きな書店です。
欲を言えばもう少し農文協が多ければ嬉しいなあ
あとレジのおばちゃまがずっと相棒見てるのが良い。カメヤマクンッ

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