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基礎から分かる水産用語

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みなと新聞にて毎週火、金曜日に連載中のコラム「基礎から分かる水産用語」です。 漁業、流通・加工、小売など水産で使われる一般用語から専門用語まで、分かりやすく説明しています。
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記事一覧

【無料】基礎から分かる水産用語<203> 栽培漁業とは

栽培漁業とは  水産生物の種苗を生産して自然の水域へ放流し、成長した魚介類を漁獲するこ…

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【無料】基礎から分かる水産用語<202> テトロドトキシンとは

テトロドトキシンとは  トラフグなどが肝臓や卵巣に強く持つ神経毒。TTXと略される。細…

みなと新聞
13日前
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【無料】基礎から分かる水産用語<201> 為替相場とは

為替相場とは  自国通貨と外国通貨を交換する際に、他方の通貨を一定程度得るために必要な…

みなと新聞
2週間前
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【無料】基礎から分かる水産用語<200> NETISとは

NETISとは  主に民間企業が開発した新技術の情報を公共工事などで活用する目的でまと…

みなと新聞
3週間前
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【無料】基礎から分かる水産用語<199> 半成貝とは

半成貝とは  養殖ホタテガイの生産において、採苗してから1年半ほどで出荷されるもの。国…

みなと新聞
1か月前
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【無料】基礎から分かる水産用語<198> フードテックとは

フードテックとは  フード(食)とテクノロジー(技術)を組み合わせた言葉。食品ロスの削…

みなと新聞
1か月前
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【無料】基礎から分かる水産用語<197> シズル感とは

シズル感とは  商品販促において、商品(食品)のみずみずしさや鮮度感、香りなどを演出し、顧客の購買意欲を刺激する視覚的な魅力のこと。包材のデザインで出来たてのアツアツ感や水滴などで新鮮さを表現し、客の食欲などを刺激することで商品の購入につながる。肉がジュージューと音を立てて焼ける様子を指す英語「sizzle(シズル)」に由来する。  五感を刺激するおいしさや鮮度感の演出は店頭での売り上げ増にもつながるため、メーカーはパッケージや広告においてシズル感を重要視する。食品の場

【無料】基礎から分かる水産用語<196> 発泡スチロールとは

発泡スチロールとは  合成樹脂素材の一種。一般的に発泡スチロールと呼ばれるものには製法…

みなと新聞
1か月前
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【無料】基礎から分かる水産用語<195> ロシア漁業会社とは

ロシア漁業会社とは  ロシア極東のスケソウダラ大手漁業会社。英語名はロシアンフィッシャ…

みなと新聞
1か月前
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【無料】基礎から分かる水産用語<194> しけとは

しけとは  強風のため海上が荒れること。気象庁の公式ホームページによると、波の高さが4…

みなと新聞
1か月前
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【無料】基礎から分かる水産用語<193> 藻場とは

藻場とは  沿岸の浅場に海草、海藻類が繁茂する場所のこと。海藻類のうち、ワカメやコンブ…

みなと新聞
1か月前
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【無料】基礎から分かる水産用語<192> 活魚車とは

活魚車とは  納税者が自治体に寄付した金額の一部を税金から控除する制度。自治体は地域の…

みなと新聞
2か月前
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【無料】基礎から分かる水産用語<191> ふるさと納税とは

ふるさと納税とは  納税者が自治体に寄付した金額の一部を税金から控除する制度。自治体は…

みなと新聞
2か月前
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【無料】基礎から分かる水産用語<190> 煮干しとは

煮干しとは  小魚を塩水で煮た後に干して乾燥させて作る水産加工品。みそ汁をはじめ、うどんや鍋のスープなどのだしを取るための材料として主に使われている。イリコ、ジャコなどとも呼ばれ、原料はカタクチイワシやウルメイワシ、マイワシなど。トビウオ(アゴ)やキビナゴ、アジ、サバ、イカナゴ、タイ、エビ、ホタテなども原料になる。  カタクチイワシの煮干しは、くの字に曲がり、光沢があり、腹割れもないものが良質といわれている。小羽・カエリ・チリメンサイズは、大羽や中羽サイズに比べて、苦み